
週刊少年サンデー「ハヤテのごとく!」第512話です。
ついに連載開始以来の借金を返済し、お金で困る事は無くなったはずのハヤテ。
その一方、二千八百万円も借金してしまった事に納得いかない雪路はワンチャンスを要求する。
そんなダメ教師に言われた事もあって本来予定していた「グランドキャニオンに隠された一千万円分の金貨を生き残った人全員で探し出すという宝探しゲーム」をみんなで行う事にした金庭理事。
一千万円では借金返済出来ないはずなのに何かを狙って笑みを浮かべる雪路だったのだが…!?
多くの者が参戦を表明したラストゲームにチャレンジする事になった千桜。
一人ぽつんとグランドキャニオンに立つ千桜ですけど、これってどういう形でスタートしたゲームなんだ?
スタート地点からみんなでスタートを切ったなら丸っきり一人になる事はなかったはずです。
あるいは一人ずつヘリか何かで運ばれてきたのか?
広大な荒野で誰も視界に入って来ない事を考えると現地で一斉にバラバラに動き出したというのならすでにかなりの時間が経過している気がします。
広いグランドキャニオンを目にして早くも諦めムードの千桜。
「いくら全員参加のラストゲームだからって…広けりゃいいってもんじゃねーよ!!」
「フィールドだけが広いオープンワールドりゲームなんて苦痛でしかねーよ!!」
そんな文句ばかりの千桜ですけど、これは一般人の感覚であってヒナギクやハヤテの様な常人のレベルを超えた者だったら感想も違うのかな?(笑)
さらにスタート前に渡された宝の地図を見て絶望する千桜。
詳細に描かれていても岩場が全部同じに見えてしまい、何を目印にしたらいいのかさっぱり分からないらしい。
そんな千桜ですけど、ちゃんと攻略を考える人は全体の位置の把握とかしているんじゃないのかな?
ナギなど雪山に来てすぐに位置を特定しましたし、頭のいい人はこんな状況でも何か策を練ってくる様な気がします。
始まる前に金庭理事からこのゲームは心理戦だと聞かされたという千桜。
一人で広大なフィールドは探せないが人数を集めれば探せる場所は増えるのだという。
しかし、多人数で探そうと金貨を手に出来るのは一人であり、その集団を集めてその後出し抜かなければならず、その駆け引きこそがこのゲームの肝になるらしい。
そんな心理戦を繰り広げる前に誰にも合えずに絶望する千桜。
敵にも味方にもエンカウントしないという事でクソゲー認定する千桜ですけど、大した考えも無しにゲームに参加した者は今の千桜と同じ気持ちになっているのかも知れませんね(笑)。
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