
平野耕太のアワーズ連載「ドリフターズ」第55回です。
人間世界を非人間世界にすべく、準備を進めていた黒王軍。
全軍を指揮する光秀は先軍大将に土方を任命、アナスタシア皇女を後方に配置する。
一方、豊久に恨みを抱くジャンヌは黒王自身によって抑えられる事に。
その黒王の命令が下り、ついに進軍を開始した黒王軍だったのだが…!?
「北壁」の南、ラ・ズナ土候国境で黒王軍の動きを観察していた兵士たち。
事前に十月機関から連絡を受けていたらしい一同だが、結局その時まで何も出来なかった様子。
「すぐに各氏族を集めるのだ 一刻を争うぞ」
部下に指示を出す男だが、果たして異形の大軍を相手する事をこれまでちゃんと考えていたのか?
そんな北の部族国だが、安部晴明はことごとく滅ぼされると感じていたらしい。
「結局あの信長の言う通りだった!!」
漂流者に軍を任せる事を説いたらしい晴明だが、結局誰一人として賛同してはくれなかったらしい。
脅威は脅威として他者に任せる事を由としなかった諸国たち。
それを見抜いていた信長ですが、やはり絶望的な窮地にならない限りその選択は出来ないのかも知れません。
一方、そんな黒王軍を指揮する光秀だが、何やら黒王に疑問を感じていた様子。
『「でさんと」 こんな戦い方は私も知らぬ』
『竜による空からの支援といい 空から兵を降ろす戦い方といい 黒王は何故こんな事を知っている?』
黒王の戦術に驚くだけではなかったらしい光秀。
『彼は本当に 私が考えているあれなのか?』
その正体に自分が考える者とは違う可能性を考える光秀ですが、あるいは完全なオリジナルキャラの可能性もあるのでしょうか?
紫やEASYはその正体を当然知っていると思いますが、もしかするとよく言われる何処ぞの神様などではなく、EASYたちの仲間の一人が直接世界に乗り込んでいる?なんて可能性もあるのかも知れませんね。
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