
岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第163回です。
アフロディーテを名乗る少女と一緒にいるところをカズミたちに見られた良太。
自分の事を教えてカズミたちを巻き込もうとした良太に怒ったアフロだったが、突然良太が激しい頭痛に襲われてしまう。
一方、大量殺戮に目覚めたフリストだったが、そんな彼女を掌握するため小野寺はイニシャライザーをオフにしてしまう。
自由にした上でいきなり頭突きをかまし、フリストを屈服させる小野寺だったのだが…!?
どれだけ苦しんだのか、ようやく頭痛から解放された良太。
自分に時間が無いと言った意味をアフロに問う良太だったが、何と良太はもうすぐ死ぬのだという。
まさかの話に驚く良太。
昔クロネコと一緒にダムに落ちた良太だが、あの頃あの場所にはヴィンガルフの研究所があり、気付いた研究員にすぐに救助されたらしい。
そんな良太とクロネコだが、発見された時すでに治療が出来ないくらい壊れていたのだという。
2人を救うため、クロネコは魔法使いに、良太も作り替えられたと言うアフロ。
その時に得たのが良太の忘れない能力であり、その後遺症で良太の寿命は短く順調ならもうぼちぼち死ぬ事になるらしい。
そんな話に何故自分はクロネコの様に研究所に隔離されなかったのか疑問を持つ良太。
「それは聞かない方がいい」
「聞いたらきっとすぐに死にたくなるもの」
何とも意味深な言い方をするアフロですけど、あるいは良太が逃げるために誰かが犠牲にでもなったのかな?
父と弟を失っている事になっている良太ですが、もしかするとそのあたりに関係があるのかも知れません。
その一方で、自分が作られた人間である事にショックを受けた良太ですが、あるいはキメラの細胞か何かを使っているのでしょうか?
マキナやヘクセンヤクトのレンのような細胞を欠損部分に使っていると考えるなら良太にはそれが脳細胞にあると予想出来ます。
順調なら良太はもうすぐ死ぬと言うアフロ。
かつて宇宙人を見に行く途中で転落した良太ですが、もしかするとその宇宙人の脳が今の良太には搭載されており、記憶をコピーしただけで本物の良太の脳はとっくに失われているのかも知れませんね。
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