「×××ＨＯＬｉＣ・戻」～座敷童が消えない為に！雨の来訪者ととてつもなく重い対価！！

週刊ヤングマガジン「×××ＨＯＬｉＣ・戻＜レイ＞」第４４回です。

侑子に代わって「対価を払いさえすればどんな願いでも叶えてくれる店」で店長を勤める四月一日君尋。
全てを理解し、対価を用意した八尾比丘尼だったが、それはまさかの「紅い真珠」だった。
それでは貰い過ぎになるからと八尾比丘尼の要望もあって三味線と唄を聞かせた四月一日。
その一方、小狼たちが今どうしているのか気にかける四月一日だったのだが…！？

ここしばらく雨が降らない為に植物が少しへたっている事気にかけた四月一日。
「水やり…は」
「しなくていいみたいですね」
その姿に気がつき水をかける必要性が無くなった事を知った四月一日だったのだが、それはまさかの雨童女だった。
「ちょっと　私をジョウロの代わりにしないでちょうだい」
そう言いながらもジョウロ代わりの何物でもない雨童女。
「依頼に来たわ　店長代理」
わざわざ「店長代理」という言い方をする雨童女ですが、彼女としてはどうしても侑子と比較してしまうのかも知れません。

中に案内されるや、簀の子の上に乗せられた雨童女。
「いや、お気に入りなのかなと」
「気に入ってないわよ！」
「どけましょうか」
「このままでいいわよ！」
何やらからかっている様でもある四月一日ですけど、彼女をどう扱えばいいのかよく分かっている感じがします。
その雨童女も結局なんだかんだでそのまま座ってしまいましたし、四月一日にしても次に来た時も座布団代わりに黙って簀の子を準備する事になるのかも知れませんね（笑）。

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