岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第１５１回です。
アメリカ大統領が今日これから記者会見で何かの発見を発表するという情報に衝撃を受けた良太たち。
実は小五郎がＮＡＳＡの知り合いにサンプルを渡しており、宇宙人についての発表が行われる事になっていたらしい。
みんなが見守る中、ついに始まった記者会見だったのだが…。
何と、マキナの力で大統領の首が吹き飛んでしまい、ホワイトハウスが炎上してしまったのだ！！
テレビを通してその圧倒的な力を示したヴィンガルフ。
一仕事を終え出かけようとするマキナに確認を取る丸メガネの男だが、果たしてこのリーダーはマキナを完全にコントロールしているのか？
一方、その様子をずっと見ていたヘクセンヤクトのメンバーだが、結局美樹たちもこうなる事は予想していた様子。
「こうも大っぴらにマキナを使うとはな いよいよ始める気らしい」
ヴィンガルフが本格始動しようとしている事を理解する黒服。
新しいヴァルキュリアが完成したと予想する黒服だが、同じく新しいグラーネも生まれていると感じた様子。
人類の幼年期の終わりだと言う黒服。
「神を殺すのさ そして神の子である現生人類もラグナロクで死滅される」
全てを理解してヴィンガルフに加担していた黒服だが、そうしなければ人はいつまでも大人になれないらしい。
「だいたい神を滅ぼすってどういうこと！？」
そんな以前から出ていた定番の話に今になって噛み付いてきた美樹。
宇宙人の遺跡やかつて高度な知能を持った地球外生命体が訪れていた事は知っていた美樹たちだが、一番肝心の「神殺し」をちゃんと理解していた訳ではなかったらしい。
そんな美樹たちが宇宙人を神だと勘違いしている事を指摘してきた黒服。
「ヴィンガルフが滅ぼそうとしているのは宇宙人じゃない 正真正銘の神様だ」
何と、シスターが毎日拝んでいるこの地球で実際に人類を支配している神を殺すのだという。
「ホントに…神が実在するというの？」
全く想定していなかったのか、表情が凍りつく美樹。
「…お前にそこを疑われるとさ…その格好コスプレなのか？」
あきれた様にツッコミを入れる黒服。
というより、普通にコスプレなんじゃないの？（笑）
という事で、宇宙人は神ではない事が明らかになった今回ですけど、だとするとその神というのは何か条件が揃った時に姿を見せるものなのでしょうか？
あるいはグラーネが発動して人類が死滅する事態になった時に現れるのか？
そのためには魔女たちの命をもてあそび、自分自身の命すらも捨てられるらしいヴィンガルフのメンバーたち。
黒服の心酔ぶりをみると何やら変な宗教にはまっている様にも見えますけど、これから起きる事が彼の言っている通りになった場合、ヘクセンヤクトの内部にも彼の考えに同調するものが出て来るかも知れませんね。
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