
岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第136回です。
初菜たちの危機に現れ、黒服を殴り飛ばした高屋。
何とか拘束し、尋問を始めようとした良太たちだったが、隙を突かれて佳奈を人質に取られてしまう。
そんな中、奈波が現れ、黒服に彼女のメッセージを届けた良太。
さすがに信じようとしない黒服に対し、かつて記憶を見た事から黒服の知られざる初恋話を暴露する良太だったのだが…!?
『…マジかよ…おれも奈波に記憶覗かれたんだけど…』
自分で口にしながら衝撃を受ける良太。
今更ながらに焦る良太ですけど、頭脳を共有している事を考えるともう気にするだけ無駄なんじゃないのかな?(笑)
一方、由美ちゃんへのイタズラがバレた黒服は一問目の質問で意気消沈してしまった様子。
良太の中に奈波がいる事を認めざるを得なくなってしまったらしい。
そんな良太の中の奈波にイジェクトした自分を恨んでいないのか尋ねて来た黒服。
だが、出て来たのはまさかの感謝の言葉だった。
『私のことを覚えていてくれてありがとう』
『私がいなくなってもあなたは私を忘れないでいてくれた…それだけで私は…まだ死んでいない』
奈波らしい言葉に一瞬呆然となる黒服。
その上で良太たちを殺さないで欲しいと頼む奈波だが、自分の記憶を悲しいものにしないで欲しいと言う彼女の言葉に全てを受け入れる事にしたらしい。
かくして当面の危機は去った良太たちですけど、結局黒服はこれから味方になってくれるのでしょうか?
立場を追われて尚プライドを失っていないところを見るとこのまま別行動を取る事になってしまいそうな気もします。
その一方で、奈波の話など2人以外誰も理解出来ないはずですけど、佳奈や初菜はどう思ったのかな?
後から合流した初菜なら「色々あったんだろうな」と予想するかも知れませんけど、最初からいる佳奈は不思議で仕方ないはずです。
ましてや高屋なんてチンプンカンプンのはずですし、黙って聞いているのが不思議でしょうがないですね(笑)。
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