平野耕太のアワーズ連載「ドリフターズ」第５０回です。
カルネアデスの黒王軍陣営にて、来る戦いに向けて準備を続ける化物たち。
その光景に衝撃を受ける十月機関の男だったが、そんな彼の前に黒王までもが現れる。
そんな部下のピンチに姿を見せた安部晴明。
「人間とは他を道連れにする無理心中の道路だ」
救いようがない狂った生命であり、故に賢こすぎる人間を絶滅させそうならぬ者を作り継がせると言う黒王。
故に人間は殺し、滅びを加速させる漂流者を殺すと、晴明に言い放つ黒王だったのだが…！？
そんな一部始終をいつもの部屋で見続けていたＥＡＳＹ。
黒王のセリフに喜ぶＥＡＳＹですけど、この場面では廃棄物の方が勝ったと感じたのか？
紫相手に「ざまあ」タイトルのメールを作成するＥＡＳＹ。
メールの軽さといい、何だか対立しているというより仲良しにも見えるＥＡＳＹと紫ですけど、実は「この２人は兄妹でした」なんてオチもあるのでしょうか？
「黒王 お前は倒さねば 倒されねばならん」
「壁のこちらの者にとっても むこうの者にとってもな」
黒王を前にして宣戦布告をする安部晴明。
「人間をなめるなよ 人は強いぞ」
「お前のくびきを自ら千切り取った位にな」
何やら黒王の正体が誰なのか分かっていて言っているみたいですけど、だとすると少なくとも十月機関の主力メンバーくらいは知っているのかな？
漂流者でもサンジェルミ伯あたりは直接会えば誰なのか気が付きそうな気がします。
そんな安部晴明たちだが、結局符呪術にて敵の本拠地から脱出したらしい。
なかなか便利な術ですけど、さすがに移動距離には限度があるのかな？
敵の情報はこれで得られましたし、そろそろ晴明も現状を確認する意味でも豊久たちのところに一度様子を見に来るべきかも知れません。
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