
岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第135回です。
山の中で倒れている場面で黒服と出会ってしまったカズミ。
そんなカズミを救うべく飛び出した佳奈だったが、初菜共々黒服にねじ伏せられてしまう。
それでも今まで何度も救ってくれた恩人の良太の名前だけは出さなかったカズミたち。
そんな魔女たちに見切りをつけ、初菜のイジェクトボタンに手をかけようとした黒服だったのだが…。
何と、高屋が現れ、その剛拳で黒服を殴り飛ばしてしまったのだ!!
「ストーカーをなめんじゃねぇ!!」
今までになくカッコイイところを見せた高屋。
「なめてなんかないわよ…心の底から本当に気持ちが悪いと思ってるわよ…」
だが、初菜の評価は散々だった?
何やら青ざめている様にも見えますけど、この場面でそんな言葉が出る様じゃ本当に高屋に可能性なんてないんじゃないのかな?(笑)
一方、殴られた黒服だが、かなり訓練されているのか起き上がって反撃する事に。
病み上がりでなければパンチは食らわなかったそうですけど、だとしたらフェアな状態では勝てる相手ではないのかも知れません。
佳奈のナイフを手にする事で病み上がりのハンデとした黒服。
だが、そこに寧子が現れ、ナイフはアッサリ魔法で破壊。
ついに黒服は体力が無くなり、寧子たちに拘束される事になったらしい。
因縁の山荘どんべぇの柱に縛り付けられた黒服。
そこにようやく良太が現れ、ついに九所長以外のヴィンガルフの人間に会う事になったのだが…!?
これまで奈那や瑞花を使って協力している高校生の存在は知っていた黒服ですけど、さすがに顔を見て「知っている」とはならなかった様子。
子供の頃に寧子と一緒にダムから落ち、助かってからは天才として名を挙げている事を考えると「その顔には見覚えがある」とか言って来てもおかしくない気がするんですよね。
その一方で、良太の母親にも謎がある訳ですが、もし彼女がヴィンガルフ職員だとしたら村上という名前を聞いて黒服が何か反応をみせるかも知れません。
最も、本当にそうなら黒服の記憶を見た奈波がとっくに教えてくれてもいいはずですし、それを考えると黒服を尋問しても今以上の有益な情報は得られないかも知れませんね。
それにしても寧子が魔法を使っている場面とか、ヴィンガルフの話をしている場面とかに普通に居合わせている高屋ですけど、結局彼もこっち側の人間になってしまったという事なのでしょうか?
もしかすると初菜の腑卵の件以降色々と教えてもらったのかも知れませんが、そうではなくストーカーの能力で情報を入手したんだとすれば、操網の魔女クラスのあまり油断はならない男という事になるのかも知れませんね(笑)。
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