岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第１３２回です。今週はセンターカラーで登場しました。
第二部も好調の「極黒のブリュンヒルデ」。
登場人物の状況を考えるとまだまだ続きそうな雰囲気ですけど、そんな長期連載の先にアニメの新シリーズとかはないのでしょうか？
東京種種とか原作とは別ルートで新シリーズが始まってしまいましたし、可能性はゼロではないと思うんですよね。
色々言われているＴＶアニメの終盤ですけど、最初から作り直すのが無理でも二期からじっくり作るという事は可能な気がします。
まあ、そうなったらなったで「何で最初からこれが…」とか言われそうですけどね（笑）。
果たして、そんな二期でもこの展開はちゃんと描かれるのか？
何も知らない寧子をラブホテルに連れ込み、ここが何をするところか気が付いた寧子に本心を問われた良太。
カズミを言い訳にする訳にはいかないと考えた良太は結局寧子を悲しませてしまう。
そんな２人がホテルから出るところを目撃し、ウキウキ気分のカズミに報告した初菜。
まさかの報告にショックを受けるカズミだったのだが…！？
新たなヴァルキュリア・フリストの調整を続ける小野寺所長代理。
この前は瞬間移動されて危機を迎えた研究所だが、イニシャライザーを一緒の部屋に置く事でフリストの魔法を抑える事にしたらしい。
新型のイニシャライザーは生きているだけで魔力を中和出来ると言う所員。
だが、中和が出来ているのは生きている間であり、フリストがイニシャライザーを殺したらどうにもならない様子。
「彼女に素手で人を殺す度胸があればね」
所員の心配をよそに不気味な笑みを浮かべる小野寺。
口では無理だと言っている小野寺だが、結局彼女は我慢出来なくなったフリストが同じ状況に置かれている仲間を殺してしまう事を期待していたのか？
そんなイニシャライザーですけど、「彼」と言っているところから見ても男性のようで、レンやマキナをみても「男」が使われている様に見えます。
マキナは地球人と宇宙人のキメラで、そんな彼はレンを欠陥品だと言ってましたけど、だとするとイニシャライザーというのはキメラを作った過程で生まれたものなのか？
相手がどんな魔法を使っているのか分かった上でなければ中和出来なかったレン。
つまりは中和する力を使い分けている訳ですけど、この新型が生きているだけで中和するとなると全ての魔法に対応出来る力を常時放出しているのかも知れません。
その一方で、ハーネストの様なものが使われている様には見えないのですが、やはりキメラ、もしくはキメラから作られたというのなら個体数もあまりいないのでしょうか？
新型と言っているところからみて、それまではイニシャライザーの能力を持っていなかった可能性もある訳で、レンやこの新型がどういう経緯を経てイニシャライザーにされたのかは気になりますね。
「ぼくならもっとおいしく出来るのに」
出された食事を取りながら文句を言う新型。
フリストの野菜炒めに強引に牛乳をかけた新型だが、野菜炒めにカレー粉が使われており、牛乳を使うとちょっだけまろやかになっておいしくなるのだという。
何やら調理の知識が色々あるらしい新型。
ここの配膳室で働きたいとまで考える新型ですけど、そういう知識があるという事は要するに少し前まで普通の生活をしていたという事なのでしょうか？
魔女とは明らかに違う存在のイニシャライザー。
もしキメラとは異なり魔女の様に後から何かをされてイニシャライザーにされたのだとすると、もしかすると彼にもハーネストの様に移植されたものがあり、それがマキナの細胞であるとか、そういった話なのかも知れません。
自分を殺せば自由になるのに殺さないフリストに疑問を持つ新型。
そんな彼女によれば非人道的なこの研究所をこの世から消し去りたいのだという。
これからも沢山人を殺すなら自分が止めなくてはならないと考えるフリスト。
それを理由に新型の彼を殺せば手段を選ばないここの連中と同じであり、だからこそ殺す訳にはいかないと言うフリストだったのだが…！？
何やら真子とは違ってかなりできた人物らしいフリスト。
そんなフリストがいつか変貌し、寧子たちに牙をむく日が来るのか？
味方になればかなり心強いが、敵対すれば最大の脅威になりかねないフリスト。
出来れば良太たちと合流して小野寺たちと戦って欲しいですけど、これまでの経緯を考えるとまずは敵対するのは間違いないでしょうね。
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