
あだち充のゲッサン連載「MIX」第33回です。
相手ピッチャー・喜多のクセ球に凡打の山を築く明青学園。
二打席連続でヒットを放った走一郎だが、慣れるまでやな奴しか打てないと投馬は分析する。
その投馬の先制ソロ本塁打で1点リードした明青学園だったのだが…。
何と、赤井のバットが火を吹き、2ランホームランで逆転されてしまったのだ!!
7回表にして2-1で逆転を許した投馬たち。
「ホームランできる球だったか?」
「――みたいだな、あいつには…」
どうやら失投ではなかったが、相手の技術の方が上回っていたらしい。
そんな赤井の最後の打席は三振に仕留めるつもりらしい投馬。
その一方で、赤井の前の打者を振り逃げにしてしまった事を悔いる投馬だが、走一郎に言わせるとパスボールではなくワイルドピッチだったらしい。
その一方、結果は出した赤井だが、本塁打に出来たのは「たまたま」だった様子。
どうやら毎回本塁打にするほど楽な相手ではないと実感した様ですけど、あるいはこの赤井の態度が監督に問題行動を取らせてしまったのか?
「たったの1点ですよ…まだ」
7回まで来て1点しかリードしておらず、監督が思うほどこの試合は楽ではないと感じている赤井。
もしかすると赤井が何も言わなければ7回裏の事件は起きなかったのかも知れません。
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