岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第１２８回です。
腑卵したものの、再びドラシルに戻った事から可能性を信じて初菜のハーネストに戻した良太。
何と、初菜は復活し、死んだはずの高屋まで甦らせてしまう。
その高屋に付き合うと言ってしまった事から彼女になる事を受け入れた初菜。
そんな初菜に早速肉体関係を求め、天文台に連れ込もうとした高屋だったのだが…！？
そのまま高屋に体を許す事になるかと思われた初菜。
だが、結局寧子が止めた事で何とか助かる事になったらしい。
あの強引な男をどうやって止めたのか疑問ですけど、さすがの高屋も女たちにガードされたら手が出せなかったという事なのかな？
その一方で、それを良しとした良太の評価が少し下がってもおかしくない気がします（笑）。
そんな高屋だが、学校ではモテるのに告白とかはみんな断っているらしい。
どうやら本気で初菜だけは特別の様ですけど、そういう話を聞かされては初菜としてもいずれ受け入れざるを得なくなるのか？
一方、扇風機の前に陣取る佳奈だが、良太が中古で買ってきたのだという。
９月でも暑いそうですけど、確か舞台は長野県松本市がモデルで、しかも天文台がバスで行かなくてはならない高台にある事を考えると夜はそんなに暑くないんじゃないのかな？
ウイキによると夏の日中は暑く４０度近くになるそうですが、朝夕は温度が下がり熱帯夜はほとんどないんだとか。
まあ、熱帯夜じゃなくても暑いといえば暑いんでしょうけど、扇風機で用が足りている事を考えると暑くなってもせいぜい２０度後半程度という事なのか？
このあたりは地元の人に実際夏場どんな感じなのか聞いてみたいですね。
そんな中、１人外に出たカズミ。
気になって声をかけた初菜だが、実際に腑卵の化け物を見たのはかなりショックだったらしい。
今の体がただの入れ物で自分が人間ではなかった事を実感したカズミ。
そんなカズミの話を淡々と聞く初菜だが、腑卵した時の記憶がほとんどないのだという。
気がついたら高屋を食べて殺した後だったと言う初菜。
結局、腑卵するのをわかっていたのにイジェクトしなかった事を後悔する事になってしまったらしい。
「もしまだ自分に腑卵する可能性があるのなら私はすぐにイジェクトして死ぬわ」
何と、今回の経験から死をハッキリと視野に入れた初菜。
その上でカズミも同じ様に死ぬように言う初菜だが、頭痛がしたらそれが腑卵の前兆なのだという。
次に頭痛がしたらイジェクトして死ぬと明言する初菜。
「一度死んだからわかるの」
「私はこうして普通に生きていられることがすごく素敵だって事」
頭痛がするその時まで楽しく生きていこうと、カズミを励ます初菜だったのだが…！？
果たして、初菜に二度目の腑卵は本当にあるのか？
どういう仕組みで元に戻ったのか今のところよく分かりませんが、死んだ九所長などは妹を復活させようとしていたくらいですし、ドラシルの仕組みをかなりよく理解していたはずです。
それを考えると、研究所には腑卵した後にドラシルに戻すノウハウがあってもおかしくない気がします。
一方で、初菜に対するへクセンヤクトの反応を見ると彼らも色々知らない事が多そうですし、仮にノウハウがあった場合重要機密になっていて美樹たちも知らなかった可能性があるんじゃないのかな？
それを考えると、いずれドラシルを化け物にしないで済む方法が見つかる様な気がしますね。
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