
月刊ヤンマガ「COPPELION」第4部第30話です。
酸素が残り少なくなる絶体絶命の危機に人数分のエーテル+を持って現れた黒澤遥人。
実は、シェルター109の牢獄の壁一面に描かれていた数式こそDr.コッペリウスが残したエーテル+の製造方法だった。
一方、遥人の姿に国木田を重ねた夏目総理は、20年前に大勢の自衛官を東京に置き去りにした事を謝罪する。
国木田との約束を思い出し、ついに日本のために立ち上がる総理。
その一方、荊たちを先に行かせ、滝口兄弟との対決に備える遥人たち男性陣だったのだが…!?
滝口兄弟率いるイエローケーキの軍隊と激しい銃撃戦を展開する教頭たち。
そんな中、能力を使い出した刀馬だが、石油タンクにまだ原油が残っており、大爆発を起こす事に?
周囲の木に燃え移り、交代を余儀なくされる教頭たち。
思えば工業地帯では火を使う刀馬にとって戦場としては絶好の場所なのかも知れません。
実は刀馬に関しては嫌な思い出があると言う教頭。
まだ幼い頃に刀馬は3人焼き殺しているのだが、採血を嫌がっての行為なのだという。
「注射が痛ぇんだよ だからブッ殺した」
相当ストレスがたまっているらしい刀馬。
そんな相手に男なら拳で勝負しろと挑発した教頭だが、結局全く言う事を聞かず、逆に教頭は幼い刀馬を一撃で仕留めてしまったらしい。
そんな事件を起こした滝口兄弟を退学処分にした教頭。
彼らが痛がっていたのは注射ではないと、理解していたもののどうしようもなかったと当時を振り返る教頭だったのだが…!?
そんな当時の話が今でも続いていると予感する遥人。
ならば、兄弟を救えるのは教頭しかいないのか?
思えば忘れもの係は捨てられた者たちばかりですし、彼らの心のケアは最終的に教頭が責任を持つべきなのかも知れません。
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