
岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第116回です。
1910年ドイツ・ドレスデン郊外の炭鉱で働く男達に声をかけられた日本人・地質学者。
案内されたその場所で彼が見たのは宇宙人の遺跡だった。
それから百年が経過し、数万年を経てもなおこの世に存在する全ての神を殺す事が一族の宿願だと、息子のマキナに説明した高千穂のメガネの男。
その一方、小五郎から受精卵を預かった男・秋山は地球外生命体の誕生に劇的な世紀の大発表を考えるのだが…!?
秋山との会話を終え、笑みを浮かべる小五郎。
地球外生命体である事が確定し喜ぶ小五郎だが、同時に秋山が自分を見失っていると感じた様子。
「面倒だが…このまま泳がせてみるか…」
しばらく黙って様子を見るつもりらしいですけど、下手に公表されたら自分の身が危険に晒される可能性があるのでは?
良太が事前に秋山の動きに気がつけば阻止するかも知れませんが、小五郎が隠れて何をしているのかなど知るはずもなく、佳奈の予知が発動しない限りどうにも出来ない気もします。
その一方、寧子たちが働くメイド喫茶にやって来た良太だが、どうやら不満はあったもののバイトは続けている様子。
相変わらず客が少ない様ですけど、そんな店がバイトを3人も雇っているのはかなりの負担になっているんじゃないの?
その良太がトイレに行っている間に新たな客が現れたのだが、どうやらメイド喫茶の事などよく知らなかった様子。
「お帰りなさいませご主人様」
初菜の挨拶に思わず顔を赤らめた男。
何と、アイスコーヒーに「おいしくなる魔法」をかけてもらい、コーヒーではなく自分自身に魔法がかけられてしまった!??
『なんだこれは…おれが世間から離れていた間に…』
『この世界では一体何があったんだ…』
何やら何年も刑務所でお務めでもして来たかの様なセリフを吐いた男。
どうやら初対面の初菜にすっかりやられてしまったらしい男だったのだが…!?
ここに来て何やら重要な新キャラとして登場したらしい男ですけど、あるいは魔法使いの誰かと恋仲にでもなってしまうのかな?
普通に考えれば良太は寧子が狙いな訳ですし、カズミや初菜はいずれは諦めなくてはならなくなるはずです。
カズミにしてもいつか孵卵する可能性を考えれば早めに子供が欲しいと考えていいはずですし、良太以外の選択肢が出来れば良太を諦める事もありそうな気がしますね。
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