別冊少年チャンピオン「聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話・外伝」第７１回です。
ついに黄金聖衣を装着し、光側の力というものを実感したデフテロス。
アスプロスの幻朧魔皇拳を受け暴走するコカロだったが、そんな彼を止めるには目の前で一人死ぬ必要があるのだという。
そんな話に兄に貫かれる道を選んでしまったエマ。
自我を取り戻したコカロに対し、すべての決着をつけるギャラクシアンエクスプロージョンを放ったデフテロスだったのだが…！？
今月からそんな弟のエピソードに代わり兄アスプロスが登場です。
前回、アスプロスに「任務が終わって帰還すればすぐに次期教皇選」だとデジェルが言っていましたが、どうやらその任務について描かれる事になった様です。
何処かの洋上で相手が来るのを待っていたアスプロス。
そこに小船かやって来るのだが、今回は相手の希望で夜明け前の海上で落ち合う事になっていたらしい。
今回の依頼者クリス・ウォールデンにお茶を入れるアスプロス。
前エピソードの黒いアスプロスを考えると毒でも入っていそうですけど、やはり教皇を目指す者として任務は任務として完全にこなしたいと考えていて、そういう意味では安心して見ていていいのかな？
１００年前海賊として名を馳せ、一国ほどの財宝を手にしその富をもとに貴族まで上り詰めたウォールデン家。
その相続権は１４歳の少女に一任されたのだが、実は元々財宝はクリスの叔父が所有者だったのだという。
しかし、身内に変死が続き一家が断絶し、叔父の弟であるクリスの父に転がり込んで来たと言う従者。
だが、今度は姉ウルスラが変わってしまい、聖域に助けを求める事になったらしい。
聖域でも姉の周囲に魔星が集結しているのを調べていたと言うアスプロス。
実は姉ウルスラは悪魔を連れて来たのだという。
実の父を毒殺し、妹のクリスまでも狙っているというウルスラ。
「どうか…聖闘士様…ウルスラ様と悪魔を滅し…クリス様をお救いください…！！」
クリスの為に姉と悪魔を倒して欲しいと依頼する従者だったのだが…！？
何やら姉妹での殺し合いに関わる事になったらしいアスプロス。
デフテロスの時もそうでしたけど、やはりアスプロスも兄弟の事で悩まされる運命らしい。
ならば、この任務の中でアスプロスも兄弟とは何なのかを悟る事にでもなるのか？
最終的に自分の野望の為に弟を利用し、失敗して粛清されたアスプロス。
だとすると、この任務を経て、自分の目的のためなら血のつながった弟であろうと利用するのは当然だとでも確信してしまうのでしょうか…？
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