
週刊少年ジャンプ「NARUTO」第680回です。
無月月読に掛かった者たちはゆっくりと時間をかけて白ゼツになると聞かされたナルトたち。
その一方、無限月読に捕らわれた者たちのチャクラを吸収し膨れ上がり始めたマダラだったが、突如収縮し何とマダラはカグヤになってしまう。
その白眼によってナルトたちがアシュラとインドラの生まれ変わりで、ハゴロモが術を渡した事を理解したカグヤ。
そんなカグヤによって突然マグマが煮えたぎる様な場所に送られたナルトたちだったのだが…!?
突然の危機にタカを口寄せして乗り切ったサスケ。
瞬時に判断してナルトを助けたサスケだったが、カカシはクナイに巻物の端を結び付けてロープ代わりにし、オビトはクナイで手を刺し止める事で溶岩の中に落ちる事は防いだ様子。
『まさか――』
『別空間を口寄せしたとでもいうのか?』
そんな状況を分析するカカシですけど、だとすると別に瞬間移動した訳ではなく、ナルトたちは最初から動いてなかったのかも知れません。
となると、サスケが使っていた瞬間移動みたいな能力も同じものなのか?
一瞬でマダラのところに飛んだ様に見えましたけど、実はサスケ自身は動いてなくて、周囲の空間をズラす様な事をしていたのかも知れません。
カグヤを封印できるのはナルトの六道の陽の力と自身の陰の力だけであり、自分たち2人だけは何があっても死ぬ訳にはいかないとナルトに確認したサスケ。
「無限月読の時…カカシとサクラはたまたまお前の近くにいた…そういう事だ」
「この意味分かるな…」
無情なセリフを吐くサスケだが、それはナルトも理解している様子。
その上で「こういう時は体が勝手に動いちまうもんだろ」と反論したナルトだが、何と再不斬と戦った時の初任務を思い出していた?
「まあいいや――この意味…お前なら分かるよな…サスケ」
そう言われて特に何も言わないサスケですが、理屈では割り切れないものがある事をサスケも分かっているのかも知れません。
見方によればナルトが否定してくる事が分かっていてあえて話した様にも見えますけど、あるいはこうやって2人の関係が子供の頃に戻って行くのでしょうか?
2人がこれからどう協力しあってカグヤを倒す事になるのか、楽しみなところです。
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