
岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第104回です。
かつて自分が書いたと思われる「わすれちゃいけないノート」を発見した寧子。
だが、読む事が出来ないばかりか、忘れてしまったがために良太に厳しく接してしまう。
そんな様子になんでもない様な態度を取りつつも、一人涙を流した良太。
その一方、中学校に行く事になった佳奈は教室で結花と衝撃の再会を果たすのだが…!?
まさかの佳奈登場に思わず大声を出した結花。
「なんで普通に立ってんの?なんで当たり前にしゃべってんのよ!?」
知っている者からすれば当然の反応だが、当の佳奈は知らないフリをする事にした様子。
「私のかわいさは天下無双よ それを他の誰かと間違えるなんてあんたの目か頭が確実にどうかしてるわ」
その一方で、いつもの毒舌が止まらない佳奈。
つーか、本当に隠す気あるのかな?(笑)
あるいはその口の悪さは、今まで体が動かず何をされても抵抗出来なかった為、唯一出来る抵抗として「口撃」が磨かれた結果なのか?
初日から「可愛いけど性格が悪い」キャラを前面に出してきた佳奈。
今までは動けなかった為、相手も本気になって怒ったりはしなかったかも知れませんが、そんな彼女の過去を知らないクラスメイトがどう思うのかは気になるところです。
「まぁ…ウソで良かったけど」
騙されていた事に怒った様な態度を取る一方、それでも素直に受け入れた結花。
思わぬ態度に顔を赤らめる佳奈だが、あるいはこうやって佳奈にとって結花は大切な友人になって行くのかな?
人前では体力がないところを見せないように気を使う佳奈。
懸垂をして体力作りをしているところを見られてしまい、結局寝たきりだった事は本当だったとバレてしまった佳奈ですが、元々彼女は佳奈の以前の姿を知る唯一の人物ですし、こうやって結花は本音を話せるかけがいのない相手になって行くのかも知れません。
その一方、彼女の優しさを理解したからか、自分に構わない様に忠告する佳奈。
「私…あんたを食べちゃうかもしれないから…」
孵卵した時、彼女を殺す可能性がある事を考える佳奈ですけど、あるいはその時に友情が本物だったか試される事になるのかな?
以前、再生能力を見せた途端に初菜の友情が崩壊した事がありましたけど、佳奈が化け物になった際に結花がどういう態度を取るのかは気になりますね。
その時佳奈も自意識が残っていれば、思わぬ友情のシーンが展開される事になるのかも知れません。
そんな佳奈たち魔法使いがこのまま運命の孵卵の日を迎える事になるのかも気になるところ。
当面命の危機がなくなった事で時間が出来ましたし、もしかすると今後小五郎たちの研究が進み、ドラシルの成長を抑え腐卵を止める事が出来る様になるかも知れませんね。
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