
岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第102回です。
1ヶ月が経過し、誰も現れなかった事から天文台が安全である事を確信した良太。
鎮死剤も生産可能となり当面死ぬ危険はなくなった魔法使いたちだったが、寧子の記憶だけは戻らなかったのだという。
その一方、ヴィンガルフでは新しく小野寺が所長代理の任に着いていた。
新たなるヴァルキュリア「フリスト」の覚醒を高千穂に報告した小野寺。
そんな小野寺にもヴァルキュリアタイプのハーネストが!?
ヴァルキュリア=真子が破壊した街を一望できる公園にやって来た良太。
すでに復興を始めた街だが、世間では爆弾輸送中の事故という事になっているのだという。
そんな新たな観光スポットで腑に落ちない表情の女記者だが、実はヴィンガルフの噂を聞いていた様子。
「V機関のことよ」
「…それだけは本気で止めとけ」
女記者の暴走を止めようとする同僚の男だが、彼によるとV機関を追った向こう見ずな記者が何人も失踪したり不審死に陥っているらしい。
相当ヤバイネタである事を理解しているらしい男の記者。
相談してどうにかなる訳も無く、どこかにV機関につながる人間がいないかとため息をつく女記者だったのだが…!?
果たして、2人が良太にたどり着く日は来るのか?
過去に起きた派手な事件、キカコ戦や街中での騒ぎになった奈波戦の際に良太の姿を捉えたものが残っていればそこから追えるかも知れませんが、それだったらとっくに研究所が見つけているはずです。
となると、可能性としては天才高校生が天文部で活動をしているという事で取材に来て、たまたま魔法使いの存在を知ってしまうケースか?
そうでないとすれば、例えば受精卵を育てている小五郎たちが世紀の発表を行い、その取材の過程で知る事になるのかも知れません。
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