
別冊少年チャンピオン「聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話・外伝」第69回です。
冥衣を装着した自分が黄金聖衣を纏ったデフテロスと対峙するという未来を見せられ、デルフォイの巫女を抹殺してしまった双子座の黄金聖闘士アスプロス。
闘技場に封じられた狂戦士が次々と現れる中、デフテロスはその裏に兄・アスプロスの小宇宙を感じとっていた。
聖域に恨みを持つ炎の軍団突撃部隊(エフォドス)・ジャマダハルの血(エマ)に苦戦するの水瓶座のデジェル。
そんな中、デフテロスがギャラクシアンエクスプロージョンを放ち、彼もまた双子座の資格があると確信するデジェルだったのだが…!?
弟に続き、ついに目を覚ました兄・ブージの骨(コカロ)。
兄の復活に興奮するエマだったのだが…実は、兄はエマが考えている様な男ではなかった?
「聖衣も与えられていないような雑兵にここまで手こずるとは何事だ それはもはやアレス様への冒涜以外の何物でもない」
「その弱さ死んで償え!!」
何と、いきなり弟を背後から切り裂いたコカロ。
兄を信じきっていたエマがそれをかわす事など出来るはずがありません。
さらに仲間たちにまで容赦ない攻撃を開始したコカロ。
そんな中、弟の信頼を踏みにじった兄が許せなかったのか、その感情の正体も分からないままコカロに突っ込んで行くデフテロスだったのだが…!?
何やら骨と血の兄弟に自分とアスプロスの姿を重ねたらしいデフテロス。
兄の攻撃を受けてもその兄と共に戦おうとするエマだが、結局兄の傀儡の様になっている事さえ同じだったか?
となると、この敵はデフテロスにとって兄弟というものを考え直す契機となるのか?
あるいは、デフテロスが一人立ちする姿を見せた時、敵の弟・エマもまた兄に対する考えを改める事にでもなるのでしょうか…?
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