吉河美希の少年マガジン連載「山田くんと７人の魔女」第１０８回です。
魔女の能力をコピーする力を持ち、私立朱雀高校に通う超常現象研究部２年生にして生徒会会長秘書の山田竜。
ことりの能力をコピーした山田だったが、仲間たちの心を読みその面白さに夢中になってしまう。
そんな山田が能力にのまれていると考え、拘束したナンシーたち。
ようやく自分が間違っていた事を理解し、反省する山田だったのだが…！？
実は山田がことりの心の声を聞いている一方で、ことりも山田の心の声を聞いていたのだという。
まさかの事実に驚く山田だが、彼女がナンシーの事を知っていた事に合点がいった様子。
そんな話にことりの能力が読心ではなく、大塚芽衣のテレパシーの強化版だったと理解する山田。
どうやらバスケ部の紺野の能力は小田切寧々の能力の強化版という解釈で間違いないらしい。
となると、今後出て来る能力は全てが強化版であって、いずれは入れ替わりの強化版なんてのも出て来るのか？
と言うより、入れ替わりの強化って一体何？
あるいは幽体離脱して相手に憑依するといった感じに入れ替わりのバリエーションが増えるのかな？
もしかすると体の任意のパーツのみを入れ替える事が出来て、山田の顔のまま体が女になるといった現象もいずれ見る事が出来るのかも知れません。
実はうららの声はちゃんと聞こえていたと、今まで嘘をついていた事を謝罪することり。
『山田君のこと…すごく好きみたいだったよ…！！』
何と、何も考えていない訳ではなかったらしい。
教えると山田ともう遊べなくなると思ったらしいことり。
何やら山田をとられたくない女心をのぞかせることりだったのだが…！？
学園で嫌われている割にはこのところ女生徒と友好的な関係を築いている山田。
最近の様子から考えて嫌われる要素はそんなにないと思うのですが、結局一度貼られた不良のレッテルは簡単には覆せないという事なのかな？
一方で、生徒会という目立つ部署に入った訳ですし、その活躍次第では一気に汚名は挽回出来そうな気もします。
とはいえ、山田の活動はそのほとんどが魔女に関するものですから、山田の人気回復には生徒全員が魔女の存在を認知する事が前提になりそうな気もしますね。
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