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Channel: いけさんフロムエル
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「月光条例」~キサマは理想の悪者だ!止まらない月光と勇敢で強い男!!

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g望んでおる1

「月光条例」第274回です。

工藤さんの作戦によって仕留めたかに見えたナナツルギ・回転のメイジ。
だが、そんなメイジの逆襲に遭い、イデヤは重傷を負ってしまう。
何とかメイジを完全に倒したものの、月光に謝る事が出来ないまま消滅してしまったイデヤ。
その一方、月光が迫って来るのを理解し、気持ちを高ぶらせるオオイミ王だったのだが…!?

何時の頃から今の名で崇められるようになったのか思い出すオオイミ・クラギエ・モトナル王。
前王の父と母は既に退位し、奥の後光宮から出て来る事はないのだという。
そんなオオイミ王だが、幼き頃より乳母どもに囲まれており、父母の思い出などないと言うオオイミ王。
だが、地上の「アレ」をずっと覗いていた為、寂しさは感じなかったらしい。

そんな親の愛情を知らずに育ったが為、人として歪んでしまったのか?
カグヤが自分のところに向かっている事を聞き、笑みを浮かべるオオイミ王。
「カグヤは余に、生まれ故郷に連れ帰って欲しいと望んでおるのだ!」
何と、抵抗しているのは捕り手に無礼があったからであり、自分が迎えに出向かないのを拗ねているのかも知れないとまで言い出したのだ!!

「低能の地上人に隠されておったが、やはり、カグヤも『月の客』…己の罪を心から悔いて、喜んで太陽の代わりにその身をさし出す気になったのだろう」
「カグヤよ、愛いやつだ その方の余に捧げる情愛に報いて、きっと素晴らしい『疑似太陽』に使ってやるぞ…」

恐ろしく自分勝手な解釈をするオオイミ王。
迫って来る月光についても「誠に不憫」であるとし、遠距離攻撃を中止し衛兵に対処させ、もし万が一それを切りぬけられたら自ら相手をすると、余裕さえ見せるオオイミ王だったのだが…!?

何やら自分のやっている事に完全に酔っているオオイミ王。
そんな彼も月光に<月光条例>を執行されれば、人が変わった様になってしまうのか?
オオイミ王の近くでおとなしくしている敗北したナナツルギたちが気になるところ。
何か様子を見ている様にも見えますが…あるいは月光がここまで来る様な事態になった時、行動を起こす事にでもなるのでしょうか…?

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