
驚愕のSF巨編「スプライト」第99回です。
真田軍が織田ではなく武田軍を攻撃し始めた事に衝撃を受けた対馬たち。
だが、それは巧妙な真田の作戦だった?
その狙いを理解し、武器を持って駆け付けようとした孫兵衛だったのだが…。
何と、このタイミングで時間の黒い大津波が押し寄せて来たのだ!!
時間の津波を前にしても決意は揺るがなかった孫兵衛。
だが、仲間たちはこれが今生の別れになると理解し、涙が止まらない様子。
「みんな泣かないで ぼくたちはずっと時間から逃げてきたけど、いずれは何処かで時間の旅を終えなきゃならないのは、わかっていたじゃない」
「ぼくの時間の旅はここで終わるけど…死ぬわけじゃないから!」
「ここで生きていくって、決めただけだから」
泣いている仲間たちに対して、笑顔さえ見せる孫兵衛。
そんな彼の言っている事は分かっても二度と会えなくなるのは間違いありません。
「真吾くん 今までありがとう!」
エレベーターの扉が閉まる寸前、涙を浮かべながらリーダーの真吾に別れを告げる孫兵衛。
その瞬間、感極まって今まで黙っていた真吾も大声で泣き出すのだが…!?
果たして、孫兵衛が再び真吾たちの前に姿を現す日が来るのか?
『うん…きっとまた何処かで会おう』
『今は離ればなれになっても、別の時間軸のどこかでは、きっとつながっているもの』
『ぼくたちは、決して独りぼっちじゃないんだ』
何処かでまた会えると希望を持つ孫兵衛。
あるいは、この時代から長く生き続け再びスーや真吾たちと会う事にでもなるのでしょうか…?
続きを読む