
りぼん連載「ローゼンメイデン dools talk」第24回です。
秋から冬に向かい、木枯らしが吹き荒れる様になって来たジュンたちの周辺。
「ジュン!!風がビュオオオっておもしろそうよ!!お外に遊びに行きましょう!?」
恐ろしく子供視点の感想だが、さすがにジュンも強風を知って外に出る気にはならない様子。
「雛苺それはな風のお化けのうめき声だ」
またしても口から出まかせを言うジュン。
「窓あけたら食われるぞ 絶対あけるなよ」
巧みなウソで雛苺をおとなしくさせようとしたジュンだったのだが…。
「…ちょっとだけ…」
何と、閉めたままではつまらないからと、食べられてしまうにも関わらず窓を少し開けてしまったのだ!!
そんな窓に向かって何かが飛んでくる事に気がつく雛苺。
「おっ おばけぇえ」
その声にお化けが来たと理解し、慌てて窓を閉める雛苺だったのだが…。
何と、飛び込もうとして来た金糸雀を閉め出してしまい、哀れ金糸雀はガラスに激突してしまったのだ!!
「あれ?金糸雀?風のおばけって金糸雀だったの!?」
「だ…だれがおばけかし…ら」
遊びに行こうとして強風で飛ばされヒドイ目にあったという金糸雀。
「ヒナったらだまされてるかしら――確かに風は強いけどカナはそんなのに会ってないかしら――」
金糸雀の発言で、ジュンにだまされた事に気がつく雛苺だったのだが…?
相も変わらず騙され続けては後になって気がつくという事を繰り返し続ける雛苺。
そんな雛苺がジュンの教えに警戒する日は永遠に来ないのでしょうか…?(笑)
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