
鳥山明の新連載「銀河パトロールジャコ」第9回です。
タイツからもらった「空金」300万円分で宇宙船は動くようになったものの、アンテナを壊してしまい連絡が取れなくなってしまったジャコ。
実はタイツはアイドルの亜月アンの替え玉としてロケットに乗る事になっており、その報酬として300万円を受け取っていたのだという。
成功確率は低いものの、ロケットの発射場に向かったタイツ。
その一方、テレビでジャコたちの事が報道され、その正体に気づいた政府警察の固茹は精鋭部隊を引き連れて再び島にやって来るのだが…!?
「お面マンここにいることはわかっています!」
「いますぐに出てきなさい!」
来るや否や大声でジャコを呼び出す固茹。
そんな相手からジャコを守ろうととぼける大盛だったのだが…。
「お面マンなどと呼ぶかぎり わたしはぜったいに出ていかないぞ!」
何と、とぼけたのを一瞬で無駄にするジャコ。
「…それでは なんと呼べばいいのですか!?」
思わぬ反応に答えに困るジャコだが、結局地球人に銀河パトロールの事を教えてはマズイと考えたのか?
「『スーパーエリート』と呼ぶがいい!」
何やら余裕を感じさせるジャコ。
結局、地球の警察ごときでは自分をどうする事も出来ないと思っているのかも知れません。
そんな一同の前にかなり高いところから飛んで来た「スーパーエリート」。
実はわざわざ出てきたのには理由があるのだという。
「まずまちがえて警官を攻撃してしまったことをあやまろう すまん!」
「感激しろよ このわたしが謝罪するなどめったにないことだ」
なんだかサッパリ気持がこもっていないジャコ(笑)。
さらに重要な事だとして、指名手配の似顔絵をただちに描きなおしてほしいのだと言う。
「よく見たまえ!実物はこんなにかっこいいのだ!」
どこまでもマイペースで、何よりも自分の事を第一に考えるジャコだったのだが…!?
地球外生命体であるジャコを地球の警察がどうにかできるとも思えませんが、だとするとジャコが地球を去った後、大盛博士が責任を取らされる事になったりはしないのでしょうか?
すでに島を立ち退く様に言われている大盛。
犯人をかばった様な形になっていますし、事情徴収くらいは受ける事になりそうな気がします。
一方で、逮捕出来なければお面マンの事件は迷宮入りか?
だとすると、あのお面マンのイラストは都市伝説としてこれからしばらく人々の記憶に刻まれる事になってしまうのでしょうか…?(笑)
続きを読む