
別冊少年チャンピオン「聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話・外伝」第56回です。
地獄でかつての知り合い“仏荒らしのアヒンサー”と再会した乙女座の黄金聖闘士アスミタ。
天暴星べヌウの輝火と対峙したアスミタだったが、迷うだけのひ弱な亡者と群れている様子に失望したのだと言う。
その一方、死んだ母の事で悩むアヒンサーだったが、そんな彼の前に“冥界で最も神に近い男”アタバクが現れる。
そんなアタバクに永遠の命を得て母に分け与えればいいと言われ、魔に囚われるアヒンサーだったのだが…!?
「アヒンサーよ これでお前は永遠への道を約束された」
「お前の母もいずれ同じ道を歩むだろう」
アタバクの言葉に乗り、これで母は助かると考えたアヒンサー。
「永遠…そうだ」
「私という生き神の中でな!」
だが何と、それはアヒンサーが思いもしない方法だった!?
アヒンサーを体の中に引きずり込もうとするアタバク。
「これが永遠へ至る道よ」
「お前は他の亡者と比べて魂の格が高い それ故私自らの手でこの肉体を与えようと言っているのだ」
「お前と私はいずれ宇宙と意識を一つにする それがお前自身の永遠となんの違いがあろうか!?」
かなり勝手な事を言うアタバク。
しかも、母については「下等な亡者の魂も含めていずれこの冥界中の魂を平等に喰らってやる」つもりらしい。
まさに自分ルールでアヒンサーを喰らおうとするアタバク。
あるいはこれまでもこうやって亡者を取り入れ、自分の力としていたのか?
その一方で、「意識を一つ」とするなら、精神力が強ければアヒンサーがアタバクの体を乗っ取る様な事も可能なのでしょうか…?
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