
岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第54回です。
運命の午前2時、特殊工作員の突入を許した小鳥たち。
その後、天文台で小鳥たちを待つ事になった良太たちだが、実はここまでカズミには演技する様に指示していたのだという。
瑞花がカズミに接触するとふんで、裏切ったふりをする様に指示していた良太。
そんな良太の作戦が成功し、生きて再び天文台に戻って来た小鳥と寧子だったのだが…!?
「良かった…ホンマに小鳥と寧子を殺してもたら…どうしようかと思ったわ…」
全てが上手く行き、やっと安堵するカズミ。
だが実は、追加で書いた文章も寧子と小鳥が気がつく様に少しだけ色の違うインクで字を書いたのだという。
「テーブルの上にわざわざ2本ペンが置いてあったから気がついたよ」
何と、書き足して裏切った様なフリをして、それを分かる様にしていたカズミ。
それをペンが2本あるだけで気がつくというのも良太の恐ろしいところか?
しかし、肝心の小鳥と寧子は全く気がつかなかったらしい。
『あ あぶねぇ…こいつら気付いてなかったのかよ…』
冷や汗をかく良太。
今回は何とかなりましたけど、やはりこの2人に頭を使う作戦は無理だと再確認したかな?(笑)
色々計算している部分もあれば、紙一重の部分もあった今回の作戦。
もし瑞花がまだ健在で、何度も予知を仕掛けてきたらどうしようもなかったかも知れません。
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