
週刊少年ジャンプ「NARUTO」第644回です。
仙術が有効である事に気づき、仙人モードでオビトに一撃を入れたナルト。
回復しても警戒し後ろをガードするオビトだったが、何と十尾の巨大な花を出現させ、四つもの巨大な尾獣玉の発射体制に入ってしまう。
さらに「六赤陽陣」なる結界を張り、逃げ場を奪ったオビト。
そんな絶望的状況に父ミナトと拳を合わせ、陰九尾のチャクラをもらい再び尾獣モードになるナルトだったのだが…!?
拳を合わせ、チャクラを繋げたナルトとミナト。
「お前らのチャクラがあって助かったぜ!思った通りだ」
「まぁな…元々はワシ達は一つだったからな」
「それに…こいつらは親子だしな」
陰陽結びつく九喇嘛のチャクラだが、ナルトとミナトが親子である事も潤滑に事を運ぶのに役立っている様子。
そんな2体の九尾が1体に戻る事はあるのか?
穢土転生ミナトが何らかの形で退場する際には陰九尾をナルトに託す事になるのでしょうか…?
一方、そんな絶望的状況にシカマルも必死に手だてを考えていた様子。
火影達の結界でも尾獣玉を通さなかったが、この結界の色は赤色であり、おそらくは火影達の結界と同等レベルなのだという。
『オレ達の力であれほどの結界を破るのは無理だ…なら…』
『くそ!!何も思い浮かばねーよ オヤジ!!』
何と、シカマルでもどうする事も出来ない!?
これまで何度となくその頭脳で乗り切ってきたシカマルですが、今度という今度は何も出来ない様子。
思わず「オヤジ」と、父を思い浮かべたのは木ノ葉のシカクならこれでも何かアイデアを出してきたかも知れないとでも感じたのでしょうか…?
『クシナはもう会ったかい?』
『…本当に大きくなったよ…ナルトは』
『…ごめんなぁ…ナルト…』
『ここまで…本当に色々大変だっただろうに…!』
拳を合わせ集中するナルトを見つめ感極まるミナト。
そんな成長した息子に心の中で謝罪するミナトだったのだが…!?
ここまで仙人モードを使ったりと、息子の実力に驚かされ続けているミナト。
その力が凄ければ凄いほどそこに至る努力は並大抵のものでなかったはずだと、自分が生きていればそこまでの苦労はさせなかったはずだと余計に感じる事になったのかも知れません。
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