ジャンプＳＱ．１９連載「機巧童子ＵＬＴＩＭＯ」第４３回です。
戦後間もない雲雀組の世話になる事になった大和たち。
「善」でありながら違反行為であるヤミ市で金儲けをしようとするひばりに異論を唱える武蔵だが、この時代ヤミがなければ人が死ぬのだという。
そんな中、３年前にすでにこの時代に到着し、成長した小金井花と暴食のエデレと遭遇した大和だったのだが…。
「いきなりでアレだけどよ…」
「だったらこいつらオレらの仲間にしねーか…？」
何と、早くも「悪」を味方に引き入れると言い出したのだ！！
相手のコマを味方にかえて勝つのが百機回向であり、花たちだけで来た今こそが一番のチャンスだと言う大和。
「こいつは オレらが助けるべきだ」
そう言う大和だが、仲間たちはすぐにうんとは言えない様子。
「僕達は仲間の意思を固めるためにこの研修旅行に来たはずだ」
「まだそれも終わらぬうちに状況を変えるのは賛同出来ない」
なかなか頭が固い武蔵。
そもそも「悪」が「善」になるという事は「悪」の能力がどう変化するのかもわからないのだと言う。
一方、狭山さんは罠の可能性を示唆。
まずは帰って大竹たちと相談すべきだと言うのだが…。
「グチャグチャグチャグチャめんどくせぇ 「悪」は「悪」だろこんなのさっさと殺しちまえばいいんだよ」
何と、ボスひばりに至っては問答無用で銃を突きつけて来たのだ！！
リーダーでありながら全く賛同を得られない大和。
ならば、みんなの意見がまとまるまでチャンスを目の前にしても動けないのか？
その一方で、ボスひばりの態度は極端ですが、相手に３年のアドバンテージがある事を考えれば慎重に行動しなければならないというのは理解出来ます。
ただチャンスというのは早々にないはずですし、今後は状況をみながら臨機応変に対応する必要もあるのかも知れません。
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