
岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第68回です。
カズミとキスしているところを寧子に見られてしまった良太。
慌てて追いかけるも寧子は天文台には戻らず、初菜に誰が好きなのかと問い詰められてしまう。
寧子を捜しながらカズミと再び遭遇し、鎮死剤が残り42錠しか残っていない事を確認する良太。
その一方、当の寧子は廃村に戻っており、カズミと良太を祝福しつつ涙が頬を伝わるのだが…!?
「村上は本当に好きな子おらへんのか?」
残りの寿命が一週間しかない事から、ハッキリ聞き出そうとするカズミ。
「初菜に聞かれた時はいないと言ったけど…本当は1人いるんだ」
良太の言葉に思わずドキッとなるカズミ。
あるいはここで自分の名前が出てくるかとでも思ったのか?
「それは…幼なじみのクロネコだ おれが子供の頃に殺してしまった…」
まさかの故人の名前を聞かされたカズミ。
カズミも聞かされていた名前だが、まさかここでそんな古い名前が出るとは思ってなかった?
そんな話の中で、クロネコに三角形のホクロがあった事を聞かされたカズミ。
クロネコが好きだったのに自分が殺してしまったと、後悔の言葉を聴かされたカズミだったのだが…!?
ここに来てようやくクロネコのホクロ情報を他人に話した良太。
思えば、一緒に生活している他の魔法使いに聞けば簡単に確認出来たはずですけど、やはり一度自分で確認しているというのが逆に障害になってしまったのか?
その絶対記憶で、一度見たものは忘れる事がない良太。
ゆえに、ダムから落ちた事をいまだに鮮明に覚えているし、後悔し続けるんだとは思いますが、このホクロ情報の様に一度認識を間違えると再確認もせずずっとそのままになってしまうのかも知れません。
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