「月光条例」第２５３回です。
＜読み手＞界に出る門がガッチリガードされているにも関わらず強行突破を図るエンゲキブたち。
月の客の巨大戦艦を押しのけ、ついに竜宮丸は地上に出現する。
だが、光を受け体を回復させるエンゲキブだったが、体を動かして戦うにはまだ２０分は必要なのだと言う。
そんな絶体絶命の危機に突如としてシンデレラと赤ずきんが現れるのだが…！？
キャラクターは全員北極で雪粒になっているはずなのに姿を見せたシンデレラと赤ずきん。
「私達ね、今まで ＜読み手＞だったんだもーん！」
まさかの理由を話すシンデレラたちだったが、実は２人は月光に助けられた事から彼を何よりも信頼しており、アラビアンナイトの事件の黒幕だと聞かされても信じなかったのだという。
「私達、月光があんなに自分を悪く見せようとするのには、なにかワケがあると思ったのよ」
なかなかするどいシンデレラたち。
しかし、お伽話のキャラであるにも関わらず＜読み手＞になった月光が何を考えているかなんて分からない為、「一寸法師」のお姫様に「うちでの小槌」で＜読み手＞にしてもらったらしい。
何と、またしても「うちでの小槌」をこっそり使っていた一寸法師のお姫様。
恐ろしく小槌を持つ手が軽い姫ですけど、こうなると他にもこっそり使っているキャラがいるのでは？
「あら、あのお姫様も月光サマに助けられてから 相当な月光の隠れファンだよ～」
結構みんなに大切に思われていた月光。
と言うより、そんなに信用していたんだったら、裁判の時にみんなで月光を弁護して事件の真相を明らかにして欲しかった気もします。
そもそもチルチルが犯人だというなら、「青い鳥」のキャラは「何か知ってないか」と、色々調べられてもいいはずですからね（笑）。
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