
週刊ヤングマガジン「×××HOLiC・戻<レイ>」第5回です。
謎の女主人・侑子の「対価を払いさえすればどんな願いでも叶えてくれる店」でバイトを続ける四月一日君尋。
手足に怪我を負って再びやって来た女性客だったが、持っていたストラップも同じ箇所が欠けていた。
さらに、もう一人の女性客にストラップの由来を聞く侑子だったが、同じものが二つあった為、「こっちが私で そっちが自分だと思って持ってて」と言ったのだと言う。
そんな中、三度現れた最初の女性客だったのだが…。
何と、さらに右目と頬に大怪我を負っていたのだ!!
そんな異様な体験を百目鬼に話す四月一日。
元々百目鬼から受けた相談だが、結局どういう状況だった為話を受けたのか?
顔の負傷に合わせてスマホのストラップの顔の部分が壊れていた事を理解する百目鬼。
さらにその後、三度もうひとりの女性客が来たのだが、やはり片方は最初の客のものと同じくもっと壊れていて、もう片方は相変わらず綺麗なままだったらしい。
そんな異常な事態でありながら、侑子はまだ動くつもりはない様子。
「おれが『あれ、絶対何かありますよ いいんですか』って言っても」
「『まだ先があるから』って」
どうやらこの先に待っているものが何であるか気がついているらしい侑子。
ならば、そこに待っているものは悲劇ではないのか?
彼女には必要だからまた来るのだと言う。
悲劇になると分かっていてわざわざ先延ばしにしているとも思えないのだが…?
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