
大場つぐみ・小畑健によるジャンプSQ.連載「プラチナエンド」第25回です。
ラスト5mとなり、最後の駆け引きに出た明日。
そんな明日に自分の素顔を見せたメトロポリマンだったが、その行為にある種の確信を持つ事に。
矢を構えたまま特攻を仕掛け、赤の矢を刺す事に成功した明日だったが、何とメトロポリマンにはすでに赤の矢が刺さっており、それ故絶対に負けないという自信だった。
羽根を使ったトラップで攻撃を封じ、咲の協力もあってメトロポリマンを完全に拘束する事に成功した明日だったのだが…!?
2人のリングを使い、メトロポリマンの両腕を完全に封じた明日たち。
そんな明日と咲に礼を言う六階堂だが、すでに立ち上がるだけでも苦しい様子。
明日の羽根で視界も遮られながらも絶望的状況である事は理解したメトロポリマン。
タイマン勝負を始めたあたりから冷静さを欠いており、ついにはここまで追い詰められたメトロポリマンですけど、赤の矢の効果で本来の自分を見失っていた様にも感じられます。
「人殺しになるぞ 家族が悲しむぞいいのか!?」
最早完全に打つ手がなくなったからか、人情に訴え始めたメトロポリマン。
明日にも訴えてきたメトロポリマンですけど、散々非情な事を言っていた本人が言うセリフではありません。
自分の主張を楯にされ、困惑の表情を浮かべた明日。
「レッドがグリーンの望みを叶えたいなら私は…」
そんな明日の判断に全てを委ねるつもりらしい咲ですけど、むしろこの場面で六階堂を止める事が出来るとすれば彼に赤の矢を刺した彼女だけだったのかも知れません。
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