
週刊少年ジャンプ「ONE PIECE」第883回です。
まずは短期集中表紙連載二十三弾「押し掛け麦わら大船団物語」第17回は「イデオ編『見かけたからにはケンカ両成敗!』」。
ドレスローザ編で半ば強引に結成された麦わら大船団のその後を描くこのシリーズ。
海上で火を噴いている二隻の船を見かけたイデオたちだが、結局乗り込んで行く事になったらしい。
ケンカ両成敗との事ですけど、両方やっつけてしまったのかな?
イデオにやられているのが足が長く見えますけど、足長族という事なのかも知れません。
さて、強敵カタクリを前にして圧倒的不利な状況に追い込まれたルフィ。
ブリュレによればカタクリはただの無敗の男ではなく、生まれてこの方一度も地に背をつけた事がない超人なのだという。
そのブリュレから連絡を受けてカカオ島に向かおうとしたペロスペローだったが、肝心のビッグ・マムが匂いに釣られてナッツ島に向かう事に。
ニワトリ伯爵がルフィを危険視する一方、ジェルマ王国の兄弟たちは追っ手を全滅させるのだが…!?
腕を膨らまし、ギア4の準備に入ろうとしたルフィ。
そんなルフィにモチ攻撃を仕掛けたカタクリだが、やるとわかっている明らかなパワーアップを黙って見ている事は出来なかったらしい。
「言っておくがおれは お前を見くびっちゃいない!!!」
ルフィを格下に見る向きが多いビッグ・マム海賊団にあって自分は違う事を主張したカタクリ。
「‟加々身モチ”!!!」
何と、覚醒した能力で鏡世界の壁を巨大なモチに変え、ルフィの上に積み上げてしまったのだ!!
ご丁寧にミカンまで乗せて鏡モチを完成させたカタクリ。
窒息させての決着を図ったカタクリですけど、正月はモチをのどに詰まらせて死ぬなんて事件が必ずといっていいほどありますし、暗にその危険性を訴えている様にも見えます。
そういう意味ではこのエピソードは正月向きですけど、さすがに今からだと年末年始には間に合わないかも知れませんね(笑)。
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