週刊少年ジャンプ「ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ」第８８２回です。
まずは短期集中表紙連載二十三弾「押し掛け麦わら大船団物語」第１６回は「イデオ編『オオロンブスに 貰った船で航海中に！？』」。
ドレスローザ編で半ば強引に結成された麦わら大船団のその後を描くこのシリーズ。
今回からイデオ編という事で、ＸＸＸジム格闘連合のその後が描かれる事になったらしい。
オオロンブスに貰った船で航行中に二隻の船が火を噴いているのを見かけたらしいイデオたち。
元々その背景がイマイチ分かりにくいＸＸＸジム格闘連合ですけど、海上の戦闘でその実力を示す事になるのかも知れません。
さて、巨大な波に襲われ、絶体絶命の危機に陥ったナミたち。
そんな事態に帆を張らせ舵を握ったジンベエは巻く波の中に一瞬できる‟波の部屋”「グリーンルーム」を通過して脱出に成功する。
鏡の破片を通してナミたちに最後の確認をしたルフィ。
そんなルフィとカタクリの死闘はルフィ不利のまま展開するのだが…！？
「誰もみな…死にたくて死ぬわけじゃない…大抵の死は不本意なものだ」
闘いを優位に進め、ルフィの死の予告をするカタクリ。
そんな様子を見て笑うブリュレだが、顔だけ鏡世界に入っている状態であり、何かあればすぐにでも逃げられる体勢で見物していたらしい。
カタクリはただの無敗の男ではなく、生まれてこの方一度も地に背をつけた事がない超人だというブレュレ。
「この世に生まれたその瞬間に立ち上がりイスに座って寝たという 伝説に始まり人生で一度も横たわった事がない！！地面をも見下す男！！」
「いつも気高く冷静で強く全てが完璧な人間 それが私達のカタクリお兄ちゃんなのよ！！！」
シャーロット家の最高傑作だと、本人の前でほめちぎるブリュレ。
それに対して自慢するでもなく、余計なお節介だとばかりにブリュレにやめる様に主張したカタクリですけど、このあたりは精神的にも本当に強い者である事を示している様に見えます。
ブリュレに手を出そうとしたルフィの腕をつかみ放り投げたカタクリ。
「土竜」と呼ばれた武器を使い「モチ突き」攻撃で鏡世界の壁に丸い穴を開けたカタクリですけど、穴を広げたらどうなるのか、鏡世界という特殊な空間であっても攻撃次第では崩壊するのかはちょっと気になりますね。
続きを読む