
週刊少年ジャンプ「ONE PIECE」第879回です。
まずは短期集中表紙連載二十三弾「押し掛け麦わら大船団物語」第13回は「サイ編『婚約破棄、当然の落とし前』」。
ドレスローザ編で半ば強引に結成された麦わら大船団のその後を描くこのシリーズ。
花ノ国に帰郷し許嫁ウホリシアと再会したサイだが、何とボコボコにされてしまったらしい。
カンカンに怒る父・チチリシア(?)に対し、頭をかくしかないドン・チンジャオ。
その側でサイを心配して泣くベビー5ですけど、これは彼女としても事態を受け入れるしかないかな?
ウホリシアに文句を言ったりしても奪い取った当人だけに余計にこじれるかも知れません。
自分が悪いと自覚しているからなのか、一方的にやられたらしいサイ。
そんな彼とベビー5の結婚式がこの先描かれるのかな?
ウホリシア側の事を考えるとそんなに簡単でもないのかも知れませんがね。
さて、自らの命と引き換えにペロスペローの能力を解除したペドロ。
突然の事に衝撃を受けた一同だったが、ルフィはすかさずクー・ド・バーストの指示を出す事に。
襲って来たカタクリと一緒に鏡の中のブリュレを捕まえたルフィ。
仲間を無事脱出させる一方、鏡世界に突入しカタクリとの戦いに挑む事になったルフィだったのだが…!?
脱出に成功したものの、自爆したペドロの死を悲しんだブルックたち。
涙が止まらない一同だが、そんな中にあったジンベエ一人は冷静だった様子。
泣きたいのは敵方であり、心を乱さぬ様に注意したジンベエ。
そんな彼の冷たい態度に怒ったブルックだが、ここで緊張の糸を解く事の危険性を感じていたらしい。
「これは…!!ペドロの‟勝利”じゃ!!!」
敵にしてみれば前代未聞の大失態だというジンベエ。
「お前達の中のペドロは言うておらんか?『進め』と!!!」
こんな時でも前を向くジンベエだが、ルフィは瞬時にそれを理解し、敵を一人で請け負う策を講じたのだという。
カタクリは10億を超える賞金首であり、一か八かだというジンベエ。
「やがて来るぞ――後ろからはこの国の海賊女王ビッグ・マム!!」
「八方の海からいつ仕掛けて来るとも知れん敵の艦隊!!」
「ビッグ・マムの覇権の轟くナワバリを抜けるまでは 緊張の糸を緩めるなと…!!」
「ペドロは言うておらんか!!?」
泣く事しか出来ない仲間たちを発奮させようとするジンベエ。
そんな彼のおかげもあって気合が入った一同ですけど、何やら完全に一味を仕切ってますね。
このまま麦わらの一味にすんなり収まるのかどうか分かりませんけど、ポジション的には副船長でもおかしくないかも知れません。
続きを読む