
ゲッサンにて連載中の島本和彦「アオイホノオ」通算108回目です。
「風の戦士ダン」連載一回目の完成原稿を手に再び東京にやって来た焔。
小学館のビル6Fの編集部に直行した焔だったが、そんな彼を待っていたのは全盛を極める「うる星やつら」の完成原稿だった。
その出来栄えに圧倒される中、メカデザインを担当してくれた出渕裕と顔を合わせた焔。
何とか機嫌を良くしてもらおうと、彼が本来関わっていない「ボルテスV」の話で盛り上がる焔だったのだが…!?
気鋭のメカデザイナー出渕裕と初対面した焔。
「闘将ダイモス」では話題が苦しくなると予感し、「超電磁マシーンボルテスV」の話で盛り上がろうと考えた焔だが、出渕裕は「ダイモス」からの参加であり、焔が勝手に誤解していたらしい。
そんな出渕裕のイマイチな反応が引っかかるもそのまま話した焔。
作中では本当に「ボルテス」一辺倒だった様ですけど、結局「ダイモス」の話は全くなかったのでしょうか?
ボルテスの最終回の話をすれば後番組のダイモスに話が及んでもいいハズです。
それでも迂闊な事は言ってはいけないと考えて回避した可能性がありますけど、どちらにせよ尋常ならざる熱さで語ったのは間違いないですし、間違えている件は別として、作者がどういう人間かという点については出渕裕もよく理解出来たのかも知れません。
三上から連絡が入り、とりあえず初の対面が終了した焔。
場の空気が今一つでちゃんと接待が出来ていたのか疑問も感じたらしい焔ですけど、30年過ぎても憶えているという事は、それだけ異様な雰囲気だったのかも知れません(笑)。
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