藤田和日郎の週刊少年サンデー連載「双亡亭壊すべし」第６４回です。
アウグストたちが戦場を離れる中、残花班を相手に苦戦を強いられていた青一。
相手が人間であるためドリルが使えない青一はついに刀で壁に串刺しにされてしまう。
頭に大きなダメージを受け、死を受け入れてしまった青一。
そんな中、謎の兵士が助っ人に現れ、死んだはずの「黄ノ下残花少尉」だと確認した残花班の隊員たちだったのだが…！？
空中にヘリを待機させ、負傷者たちを次々に回収して行った隊員たち。
宿木隊長まで回収され、他に生存者はいないと確認した隊員たちですけど、結局のところ勝手に階段の下に進む訳にはいかないのかな？
一方、突然現れた憲兵隊の兵士に命を救われた青一だが、両者の対立をただ見守る事になった様子。
「その声 そしてその構え…確かに我らの隊長…黄ノ下残花少尉！！」
包帯で顔が分からないものの本人である事を確信した井郷たち。
そんな隊長に向かって銃を抜いた隊員たちだが、何と弾丸を避け元部下たちを斬り裂いてしまった！？
「貴様らが人で無くなったのは自分の指揮のせいだ…この屋敷に不用意に踏み込ませた…」
「だから、せめてもの手向けにこの手で貴様らに引導を渡してやる」
元部下を自分の手で始末する事を誓う残花隊長。
これまでの破壊者たちとはまた違った因縁を背負った隊長ですけど、目的がハッキリしているだけにこれから先の彼の活躍には期待が高まります。
その一方で、包帯だらけの姿が気になる訳ですけど、もしかすると＜双亡亭＞の影響を少なからず受けていて、意識は奪われていないものの窒素から身を守らなくてはならない体になっているのかも知れません。
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