
藤田和日郎の週刊少年サンデー連載「双亡亭壊すべし」第58回です。
青一から「液体窒素」の運搬を頼まれ、配達員にトラックの移動をお願いした緑朗。
だが、全く相手にされず警官に捕まえられてしまう。
それでもそんな緑朗の必死な姿に感化され、緑朗をトラックに回収した配達員たち。
トラックが屋敷に接近し、ついにアポーツを開始したフロルだったのだが…!?
仲間の絶体絶命の窮地を救う為、液体窒素のアポーツに全てを懸けようとするフロル。
そんなフロルの活躍もこれで見納めになってしまうのか、この土壇場で彼女の回想シーンが描かれる事に。
何と、彼女が初めて「物質現出」の能力、アポーツを使ったのは初めてお客さんをとらされた時なのだという。
お酒ばかり飲んですぐに肩を殴る父と何も言わない母が見守る中、室内に車をアポーツしたフロル。
ヘルシンキでひどい生活を送っていたらしいフロルですけど、彼女の能力はそんな自身を救うために何処かよりもたらされたものだったのかも知れません。
続きを読む