
週刊ヤングマガジン連載・岡本倫「パラレルパラダイス」第7回です。
夜中にやって来たリリアを思うままに攻め始めた陽太。
その一方、1人寂しい夜を過ごしていたルーミは陽太の事を想って全裸で悶絶する。
枕を陽太の顔に見立て、彼の匂いを付けるべく夜中に部屋を訪れたルーミ。
リリアがクライマックスを迎えようとしている事など到底知らず、中に入って来たルーミだったのだが…!?
突然修羅場にルーミが現れ、衝撃を受けた陽太。
一方的にリリアを攻めるだけで自身は一枚も脱いではいなかった陽太だが、ルーミもすぐに何が起きているか理解したらしい。
「楽しんでるね!!」
その上で怒る訳でもなく笑顔を見せたルーミ。
いやむしろ、笑顔が恐ろしいか?(笑)
「そりゃそうだよね この世に一人しかいない男の子だもん」
「ヨータはみんなのものだよ」
まさかの共有財産宣言をしたルーミですけど、ここに来るまで興奮していたのがウソの様に冷静になってしまった様に見えます。
邪魔をした事を謝って、さっさと帰ってしまったルーミ。
そんな彼女を慌てて追いかけたリリアですけど、全裸状態から服を着て出て来るの早過ぎない?(笑)
ルーミが陽太の正体を知っていた事を確認し、触れられてから頭がおかしくなってしまった事を告白したリリア。
自分を見失ってしまった事を謝罪するリリアですが、先にルーミともしていた事を聞いてますし、欲望に負けて彼氏を奪おうとした事になってしまったと感じたのかも知れません。
そんなリリアに対し、自分も陽太に触れられて気が動転し、本当に恥ずかしい事をしてしまったと告白したルーミ。
そもそも陽太が男の子である事を黙っていたのは自分であり、独占しようとした自分が悪いのだという。
今後彼をどうするのか明日になってから話し合う事にしたルーミたち。
修羅場だったにも関わらず穏便に話がついたルーミとリリアですけど、この様子からすると無理に独占しようと考えなければ男を巡っての修羅場はこの世界では訪れないのかも知れません。
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