藤田和日郎の週刊少年サンデー連載「双亡亭壊すべし」第５２回です。
体を奪われた兵士たちが絵から現れ、地下に向かって歩いて行くのを目撃した凧葉たち。
フロルがテレパシイを使える事が分かり、万全を期して２チームに分かれて追跡を開始する。
地下の底に到着し、亡者たちが大勢で土を掘っているのを目にした紅たち先行チーム。
その報告を聞き、坂巻泥務の本の記述を思い出し、単独で先行チームを追いかけた凧葉だったのだが…！？
亡者たちにバレない様にこっそり覗いていた紅たち。
その行為にどんな意味があるのか分からない一同だが、彼らは木切れや素手で底を掘り続け、出た土は一人ずつ手ですくい別の階段を登ってどこかに捨てに行っている様子。
その一方で、周囲に横たわる白骨死体を見つけた紅たち。
どの骨にも腕がない事に気付いた一同だが、何と穴を掘るのに手を摩耗するほど酷使しているらしい。
気の遠くなるほどの年月を乗っ取った人に何故穴を掘らせているのか疑問を感じた紅たち。
どうやら青一たちの異星での戦いが始まる前から穴掘りは行われていた様ですけど、結局＜双亡亭＞が誕生してからすぐに始まっていたのでしょうか？
その＜双亡亭＞が宇宙生物とどう結びついたのかなど疑問もまだまだ多いですし、敵の正体を知る青一が凧葉たちと合流して何処まで真実に迫れるのかは気になります。
凧葉が後ろの班から一人で来ている事をテレパシイで知ったフロル。
サンプルを採取した試験管を見せろと言っていると知り、拒否するアウグストから試験管を奪った鬼離田姉妹ですけど、助けられた事をキッカケに紅だけでなく彼女たちも凧葉に強い信頼を感じる様になっているのかも知れません。
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