
週刊少年サンデー「ハヤテのごとく!」第568話・最終回です。
庭城が消滅する中、何故か地上に投げ出されたハヤテ。
号泣するナギだったが、かつて「本当に助けを必要とした時、最も絆の強いその人の名を呼べば、過去も未来も飛び越えて、その人が、疾風の如く助けに来てくれますように」と願った人がいたのだという。
そんなハヤテと2人きりになる為、手に入れたロトの鍵をヒスイに託したナギ。
これまでの事にお礼を述べ、ハヤテを解雇したナギだったのだが…!?
結局、2人はハヤテにとって邪悪な存在でしかなかったのか?
騒ぎを大きくしただけで車で逃げる事になってしまったハヤテの両親たち。
「せっかくハヤテ君を使って大金持ちになれると思ったのに…」
お金を得られなかった事を嘆く母ですけど、自分がナギを追い込んだせいで事件が大きくなった事も分かっていないのかな?
それでもまだハヤテは生きており、いずれまた利用させてもらうと言うハヤテの父。
全く懲りずに自分たちの事しか考えない2人ですけど、息子を平気でダシにするのに夫婦仲が良さそうなのは何かおかしな感じがします。
そんな2人の車を襲った巨大な手だが、ずっとヒスイが捜していたらしい。
2人のせいで自分の目的が台無しになったと、夜空から受け取った力を発揮するヒスイ。
あまりの事態に妻を残して車から逃げたハヤテの父・瞬ですけど、やはりいざとなったらパートナーであろうと平気で切り捨てる人間だったのか?
車の屋根をメチャクチャに引き剥がし、ハヤテの母を追い詰めたヒスイ。
「逃がしはしない 強欲な愚か者どもめ…」
「そんなに金が欲しいなら、私が全財産を使ってお前達に地獄をやろう…」
「言っておくが悪いのは私じゃないぞ…これは…お前の犯した、罪の報いだ…」
ハヤテの母に天罰を食らわそうとするヒスイですけど、最後になって主人公側で活躍してくれたのは良かったですね。
その一方で、ハヤテの両親に対しては悪のままで終わってしまいましたけど、これまでどうやって生活していたのか謎のままですし、掘り下げも少なく、親子の和解を思わせる展開もなかったのはちょっと残念でした。
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