
週刊少年ジャンプ「ONE PIECE」第860回です。
ある条件下で「5秒」あればビッグ・マムの首は取れると断言したベッジ。
シーザーが作ったという猛毒ガス弾‟KXランチャー”3本を見せられたルフィたちだったが、それが本領を発揮するには「5秒間誰もこっちに手出しできねェ状況にある事」「ママの体が衰弱している事」が必要なのだと言う。
そんなママ唯一の弱点が「マザー・カルメル」の写真であり、茶会の会場で真っ二つに割る任務を受ける事になったルフィ。
ビッグ・マムの奇声で会場がたじろいでいる間にルフィたちは「救出」、ベッジたちは「暗殺」を行い、最悪10秒以内で決着した後、空を飛べるシーザーがブリュレを連れて脱出用の鏡を持って突入するという計画を実行する事になった一同だったのだが…!?
岩場にぺコムズを縛り付け、自分たちだけで出港しようとするアラディンたち。
さすがに事態が理解出来ないぺコムズだが、アラディンもママに知られては困るのだという。
「『去る者は殺す』それがビッグ・マムだろう?」
ビッグ・マムの本質を理解した事をぺコムズに伝えたアラディン。
この時点で自分たちが裏切った事をぺコムズに知られた訳ですけど、もし早めに誰かによって解放されたら厄介な事になったのかも知れません。
ぺコムズから「ビッグ・マム暗殺」の話を聞き、ルフィたちが無茶をする事を予想したジンベエ。
それに伴い謀反を起こす事を宣言したジンベエだが、ルフィたちの命が危険に晒されると知っては黙っていられない様子。
その上でルーレットの件を説明したジンベエだが、それに書かれた数字は共に生贄になる仲間の犠牲の数を意味していたらしい。
「ビッグ・マムの言う‟落とし前”はわし一人の命の範囲を超える理不尽な制裁じゃった!!!」
悪意のある仕打ちに仁義を通す事を断念したジンベエ。
茶会で事件が起きれば脱出のチャンスだと、仲間たちに逃げる様に指示するジンベエですけど、逃げてもその道は過酷な事になりそうな気もします。
自分たちを逃がそうとするジンベエが死ぬ気になっている事に注文を付けたアラディン。
そんなアラディンに自分がいずれ麦わらの一味に入った仮定の話をしたジンベエだが、彼にとっては船長‟麦わらのルフィ”の為に命を楯に戦う事が「今」か「後」かの違いでしかないらしい。
そこまで言われて仕方なく説得を断念したアラディン。
自分の命を守る事らも最善を尽くす様に指示し、これから魚人島へ向かうというアラディンですけど、もしかするとそのまま魚人島でビッグ・マム海賊団の刺客との決戦が始まってしまうのかも知れません。
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