

前回掲載された短編「タイガー兄とドラゴン」が2015年6・7合併号でしたから、ほぼ2年振りのジャンプ本誌復帰という事になります。
そんな作者の前作はアニメにもなったヒット作「べるぜバブ」な訳ですが、完結後に番外編のシリーズが始まり、本誌を離れてジャンプNEXT!で完結したという経緯があります。
思えばそのNEXT!はすでに無く、受け皿のGIGAも休止中(2017年春再始動との事)と状況は色々変わってしまいました。
今回、ジャンプでは6連続新連載という前代未聞の新連載攻勢をかけています。
そのラインナップを見ると前半3本が新人、後半3本がベテランという図式になっていますけど、最近のジャンプ新人の苦戦を考えると前半の3作が上手く軌道に乗らなくても残りの3作で帳尻を合わそうという意味合いがある様にも感じられます。
そんなベテランのトップバッターとなった田村隆平先生の新作「腹ペコのマリー」とはどんな作品なのか?
という事で、いつもの様に少し語りたいと思います。
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