
驚愕のSF巨編「スプライト」第91回です。
三十歳の時からこれまで三十九年間監禁を強いられてきており、その相手もまた自分だった事を明かした対馬。
かつて自分の生い立ちを全て言い当てた老人に驚いた対馬だが、スーたちを最初に襲った黒い水を見た時、それが「時間」であると初めて教えられたのだと言う。
2人の自分が一緒にいられる事態になったのは全てトキオのおかげだと言う老対馬。
これから60年後の世界に行く事になると言い、そんなトキオから姉の事を頼まれ、そのまま気絶してしまった対馬だったのだが…!?
結局、一番知りたかったトキオの事は何も知らず、思わせぶりで話が終わった事に怒る正午。
「ごめんなさい」
その一方で、トキオから頼まれ対馬が無理していた事を知り、スーは申し訳なくなったらしい。
そのスーに触れられ、また目の焦点がおかしくなる対馬。
スーの背後に黒い天使と白い天使が見えており、もしかするとまだ「スーが手を汚さない歴史」には完全に変わってはいないのかも知れません。
だが、結局それがキッカケになったのか?
トキオと老対馬と別れる際、一度気を取り戻した事を思い出す対馬。
「困ったら3Dプロジェクターを起動させなさい!」
「いいか、『3Dプロジェクター起動』だ!」
ここに来て重大な事を思い出す対馬だったのだが…!?
結局、当時の対馬は何が何だかわからず、自分は壊れていると考え薬に頼ってしまったらしい。
何やら悪夢の中にい続けたらしい対馬。
だとすると、この対馬も失敗する可能性があったのか?
何度も旅をしているという対馬ですけど、実はこの3Dプロジェクターにたどり着けなかった事も多いのでしょうか…?
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