藤田和日郎の週刊少年サンデー連載「双亡亭壊すべし」第２７回です。
「溶ける絵の控室」に案内され、問答無用で絵に攻撃を始めた青一。
絵から飛び出した無数の手が溶けていくのを目にした一同だったが、青一によれば彼らの弱点は窒素であり、絵の外では長く形を保つ事が出来ないのだという。
一方、凧葉に救われた紅だったが、憑霊や地縛霊の気配は全くなかったらしい。
その上で双亡亭は何かが人間に化けるための「更衣室」だと考えた凧葉だったのだが…！？
脚をドリルにして絵に飛び込んでしまった青一。
さすがに慌てる総理たちだが、緑朗は最初から心配はしていなかった様子。
中に入っても青一のドリル音を聞いていた緑朗。
そんな３人の前に無事戻って来た緑朗ですけど、その様子からすると問答無用で「ヤツら」を蹴散らしてしまった様に見えます。
絵の中の化け物が消滅し、青一なら勝つ事が出来ると理解した総理たち。
その青一によれば出口のヤツらを壊しただけであり、ほっとけばまたやって来るのだという。
「ヤツラ…トオッテクル…トンネル…」
絵ではなくトンネルだと言う青一ですけど、だとしたらこのトンネルを通って双亡亭に直接乗り込む事も可能なのでしょうか？
同時にそれは窒素を苦手とする「ヤツら」がトンネルの先の世界にいる事になりますけど、あるいは青一が乗っていた旅客機もそこに行って戻って来たのかな？
何やら異次元の様な世界の存在を予感させますけど、もしかするといずれ凧葉や緑朗たちもそこに行く事になるのかも知れませんね。
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