
ゲッサンにて連載中の島本和彦「アオイホノオ」通算96回目です。
内容そっちのけで連載する事だけがほぼ決定してしまった新人漫画家の焔燃。
あまりの急展開に困惑する焔だったが、担当の三上はすぐに東京に来て欲しいのだという。
原作者と会う様に言われ、自分の様な者と組まされる相手が気の毒だと感じた焔。
その原作者が巨匠・雁屋哲だと知り、戦う前からの負け試合を予感する焔だったのだが…!?
とんとん拍子に話が進み、一体どう逃げればいいのか頭を悩ます焔。
話だけはすごいラッキーな話なのだが、雁屋哲原作の漫画なんて今はとても無理なのだという。
責任の重さに完全に委縮し、この話が2年3年後だったらと、とても前向きにはなれない焔。
そんな悩みをトンコさんに相談した焔だが、彼女もいよいよ卒業になるらしい。
バイトも辞めて焔とも会えなくなるというトンコさん。
それでも焔が連載をしてくれればずっと応援出来るし、ずっとつながっていられる感じがするのだという。
「だからチャンスやったらつかんどいた方がええと思うよ、この大学から就職してくんめっちゃ大変なんやから」
焔の連載を応援するトンコさん。
そんな彼女の卒業を惜しむ焔ですけど、これってもうトンコさんの出番はないという事なのかな?
この作品における貴重な女性枠でしたけど、場合によればこの大ゴマが彼女の最後の出番になってしまうのかも知れません。
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