
高橋留美子「境界のRINNE」第329回です。
急ぎ魂子のところに駆けつけてきた見習い黒猫の黒星三世。
祖父の黒星がぎっくり腰で寝込んでしまったのだという。
「黒星も年だからねえ」
何やら契約黒猫として満足に仕事が出来なくなっているらしい黒星。
というより、猫のぎっくり腰なんて聞いた事ないんだけど、そんなのあるの?(笑)
そんなぎっくり腰に「現世の廃寺にある幽霊堂に奉納されているお札」がいいと言う魂子と黒星。
祖父のためならとすぐに取って来ると約束する黒星三世ですが、ぎっくり腰を治すのに真っ先にお札を提案するというのもおかしな話です。
霊恐怖症である為、何も考えずにりんねに依頼しに来た黒星三世。
自分のかわりにお札を取って来て欲しいと千円札を出した三世だったが、何とりんねに断られてしまう。
「おれがいつでも金で動くと思ったら大間違いだ」
まさかのあり得ないセリフを吐いたりんね。
そんな黒星三世が帰った後に祖父・黒星が現れたのだが、実は事前に買収済だったらしい。
孫の霊恐怖症を克服させるために仮病まで演出した黒星。
追い返すだけで孫の千円を上回る三千円を手に入れたりんねですけど、ここは最初から上手く立ち回って両方からお金を巻き上げた方がりんねらしい気もします(笑)。
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