
別冊少年チャンピオン「聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話・外伝」第58回です。
アタバクに天舞宝輪を放つも、逆に魔天無宝輪を食らって五感を奪われたアスミタ。
自分と同化した亡者を利用するアタバクには天舞宝輪は効かないのだと言う。
そんな絶望的状況でアヒンサーはアスミタに代わって魔天無宝輪を受けてしまう。
曼荼羅に囚われている亡者を解放せんと、最後の天舞宝輪を放つアスミタ。
自由になった魂たちが輪廻の輪を開き、それに飲み込まれたアタバクは冥闘士として再び生を受ける事は出来ないらしい。
そんなアスミタ編を経て、第9章は牡牛座アルデバラン編です。
かつて激闘を繰り広げていた頃のアルデバランの夢を見たテネオ。
すでに冥王ハーデスとの聖戦から6年が経過しており、人材不足となった聖域でテネオは牡牛座の黄金聖衣を継いだのだという。
今聖域にいる聖闘士は教皇を兼任する牡羊座のシオンと牡牛座のテネオの2人だけであり、聖域の修復はロドリオ村の人が手伝っているらしい。
何から何まで足りない聖域だが、これってロドリオ村は代々聖域の修復に携わっているという事なのかな?
二百数十年に一度大規模な修復作業を必要とする聖域。
しかも本来ならその中心になるべき聖闘士も雑兵も不足しており、こうなると本来普通の人が簡単に入れない様な十二宮や教皇の間さえも修復を手伝ってもらう事になるのかもしれません。
最も、十二宮に関しては次の黄金聖闘士を決めて、その人物に「お前の責任で直せ」と言えばいいのかも知れませんがね。
もしかすると、それでデスマスクの様に悪趣味な改装に走る者も出たのかも知れませんが(笑)。
一方で、牡羊座と牡牛座だけが存在するという事は、第一の宮の第二の宮だけが万全で、そこを過ぎたら教皇の間までもぬけの殻という事になります。
もし敵が現れたらテネオの役目は重大ですけど…アテナがいないんじゃそもそも誰も襲って来ないかな?
占領するつもりなら千載一遇のチャンスなんですけどね(笑)。
今聖闘士を目指せば多少力不足でも黄金聖闘士になれそうなこの事態。
火事場泥棒し放題ですし、目につく黄金聖衣はともかく、青銅聖衣だったら結構バレずに持ち出せそうな気もしますね(笑)。
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