岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第１８０回です。
良太を助けるため、禁断のアクセスを強行したカズミ。
エッダを壊せればロキは肉塊になるという土屋だったが、良太もまたエッダにつながっており、そのおかげで記憶を失わない能力があるが、ロキが記憶を失えば良太もまた全ての記憶を失うのだという。
だが、カズミはそれに気が付き、良太の記憶を残したままロキの記憶を消去してしまう。
イジェクト状態になり、良太を救った満足感の中息絶えたカズミ。
その一方、完全にエッダを破壊した訳ではなかった為、暴走を開始したロキだったのだが…！？
本能で暴れ始め、良太たちのところら迫ってきたロキ。
ドロドロの粘液を頭上から垂らし始めたロキですけど、結局この地域では他に生存者は残っていないのかな？
そのドロドロに飲み込まれて姿を消したカズミ。
すでにイジェクト状態でしたけど、これで遺体も何も残らない事になってしまいました。
慌てて階段の上に逃げようとした良太たち。
その際に逃げ遅れて飲み込まれた五十嵐ですけど、何か随分あっけないですね。
小野寺に意見出来る貴重なキャラだったはずですけど、その小野寺も空気ですし、完全に用済みになってしまった感があります。
そんな絶望的状況の中、ドロドロに飲み込まれる寸前に小鳥に助けられた良太。
何度も自分をロキに食べさせようとした良太ですけど、こういう形であっても食べられた事になるのかな？
一方で、いきなり体を張った小鳥ですけど、「どうせイジェクトされる」と最初から生きるのを諦めているのが悲しいですね。
何とかして生き残る手はないかとみんなが話していても、小鳥はイジェクト前提で、誰も助けようとはしていませんでした。
「変ですね 私 前にもこうしてあなたの涙を見た気がします」
知っているはずがない良太の涙に何かを感じたらしい小鳥。
一方で、またしても小鳥を救えず涙を浮かべる良太ですが、最初から助ける雰囲気はありませんでしたし、カズミとはかなり温度差があるのは仕方ないのかも知れません。
世界の終わりの様な状況に「もうどうしようもない」と諦めムードになる土屋。
そのロキの影響は東京とその周囲に限定されている様ですけど、だとしたら良太たちはヴィンガルフがある長野から東京都心に移動していたのかな？
だとすれば良太のクラスメイトやヘクセンヤクト、神祇官以外の幹部も生き残っているはずです。
話をまとめる為にそのあたりの描写を全部カットしている様ですが、コミックスではいつも描き直しや追加がありますし、ここは大幅な増加ページを期待したいところです。
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