
平野耕太のアワーズ連載「ドリフターズ」第58回です。
かつて信長たちがいた廃城を拠点にして活動していたミルズたち。
エルフたちを統率し物資流通・武具馬具調達・火薬増産に励んでいたミルズだったが、業務が限界になり帝都から要員を送ってもらう事態になってしまう。
そんな彼らが拠点としていた廃城だが、今の若いエルフたちのひいじいさんくらいの頃にはもう廃城で、その前には大きな戦があって沢山の人が死んだのだという。
思ったよりも大きな城だった事が判明する中、「織田信秀」「島津家久」の名前が人知れず残されていたのだが…!?
人間全てを滅するため、ついに動き出した黒王軍。
「原罪をもって生まれてきた 贖罪の機は自ら台無しにした」
「そんな馬鹿な生物は 生かしておいてはいけないと思わないか」
そんなムチャな理屈で人類絶滅を図る黒王ですけど、人間がいなくなった世界で神にでもなるつもりなのか?
そんな黒王軍に追われる事になった人間たちだが、みんなオルテ帝都に逃げ込む事になったらしい。
そこに漂流者がいると聞き助けを求める難民たち。
「黒王はわざとこっちに 彼らが逃げるように追い立ててる」
「これはもはや民族の大移動に近いわ」
あまりの人の数に頭を抱える一同ですが、これだけ多いと戦闘になった際には邪魔にしかならない気がします。
そんな事態を好転させるにはやはり全員に武器を持って戦う覚悟を決めてもらうしかないのか?
相手はかつてない巨大な軍隊ですし、これから戦える力をどれだけ増やせるかが勝負のカギになりそうな気がします。
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