
ゲッサンにて連載中の島本和彦「アオイホノオ」通算89回目です。
レコードショップで松本伊代のポスターに目がくらみ、デビューシングルを早速購入した焔。
そんな1981年末、クリスマスパーティーに誘われた焔だったが、ワンダーマスミも来る事からプレゼントとして手描きのカレンダー製作に着手する。
そのためのキャラクターが足りない事から次回作の準備を始めた焔。
そんな中、新谷かおる夫妻にまんまと逃げられた三上から連絡をもらい、やる気に拍車がかかった焔だったのだが…!?
昨年のパネル一枚の失敗を反省し、カレンダーを製作した焔。
スケッチブックの形でそのままカレンダーにした焔ですけど、これってスケッチブックそのものに穴を開けないとカレンダーとしては機能しないんじゃないかな?
もらう側としても勝手に穴を開けたら変に失礼になってしまいますし、このあたりは作り手の方が気を使うべきな気がします。
全然話は違いますけど、「うる星やつら」全盛の頃に高橋留美子関連でこういうタイプのカレンダーを買ったのを思い出しました(笑)。
「…これは…ええもんやなあ!」
そんな焔のカレンダーを見ていい反応を見せた焔の友人・高橋。
自分も欲しいとまで言ってくれた(仮面を脱いだ)高橋ですけど、やはりそこはプロとしてデビューを果たした男の作品である事も大きいんじゃないかな?
デビューしただけあってクオリティは十分なはずですし、もしかするとこれはプロのレアアイテムになると感じ取ったのかも知れません。
そんな手応えのあるプレゼントを用意できた焔だが、プレゼント交換はランダムで行われる為、ワンダーマスミのところに行くか分からないのだという。
そんな中、同じ様な悩みを持つ三波と顔を合わせた焔たち。
彼はアムロと呼ばれる女性にプレゼントを贈りたいのだが、個人的に贈るのは違うといい、あくまで交換会で渡したいらしい。
別の女の子に行くのだけは阻止したいと、よく分からない悩みをぶつけてきた三波。
そんな彼のために作戦を立てた焔だが、何と次回作の原稿を入れるために買ったカバンにポケットが三つある事を利用し、不正を働く事にしたらしい。
何やらカイジみたいな戦略を考えていたらしい焔。
と言うより、これって現実にあった事だとしたら漫画でバラしちゃって良かったのかな?(笑)
まあ、本人に許可を取ったりしているのかも知れませんが、もしかするとこの後普通に仲間内でネタバラシをしたのかも知れませんね。
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